商品詳細

自分の足で歩き、見て、聞いて、世界を知りたい。自分の地図を描いていきたい。スケッチと共に積み重ねられた、イラストレーター・成瀬洋平の全国山行記録。高山の美を鋭敏な感覚で捉えた画家・吉田博の足跡を追う「吉田博が見た日本アルプスへ」を含むスケッチ・エッセイ集。

第一章「成瀬洋平のスケッチ＆エッセイ」
第二章「いま、ぼくが見ている風景」
第三章「東北、原野行」「ニッポン、原野行」
第四章「山と絵と向き合う」
第五章「Nihon Alps 12views　吉田博が見た日本アルプスへ」
第六章「無理なくスケッチ山行する、意識と装備にこだわる」

成瀬洋平　ナルセ ヨウヘイ　1982年岐阜県生まれ。ライター、イラストレーター。都留文科大学大学院比較文化専攻修了。自然の多い山村で生まれ育ち、幼い頃から登山に親しむ。中学生でフリークライミングを始め、高校生で透明水彩絵具を手にして独学で水彩画を描くようになる。大学院卒業後、広告代理店勤務を経てフリーランスのライター、イラストレーターに。山を歩いて見聞きしたことを絵や文章で表現することをライフワークとするようになる。2009年に故郷に戻り、雑木林の中にひとりでアトリエ兼住居としての小屋を建設。自然に囲まれた生活を送りながら、山岳雑誌への執筆のほか、展覧会やスケッチ教室も行なっている。地元の笠置山クライミングエリアでは開拓や整備にも携わる。