山と溪谷 編集部ブログ

11月号まもなく発売

ども、イトーです。

11月号が刷り上がってきました!

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今月の特集は「富士山」。

編集部に入って6年ですが、こんなに富士山をがっつり取り上げるのは初めて。

山と溪谷読者にとって富士山はどのような山に映っているのでしょうか。

「一度登ればいいか」

「そんなにおもしろくもないしな」

こーんなイメージを抱いていませんか。

正直、僕もそうでした。

ですが、今回の富士山特集は登るための特集ではありません。

「なぜ、富士山が日本のシンボルとして愛されるのか」

その深ーい魅力をリサーチする、歴史的、教育的、科学的、自然的、歴史的(2回目)、ナントカ的、、、とにかくすごい特集なのです。

編集部員の自分が言うのもなんですが、おそらくみなさんが知らない富士山がたくさん出てきてめっちゃおもしろいですよ。

「へー、そうだったのか」と、僕らも知る喜びを感じながら編集作業を行ないました。

イトーが担当したページには「構成資産ガイド」というページがあります。

ものすごくざっくりいうと「富士山が世界遺産に選ばれた25の理由」的な感じでしょうか。

山頂以外の富士山の見るべきポイントを紹介しているのですが、富士山は山麓こそおもしろい!

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たとえば、ここは多くの観光客が訪れる白糸の滝

僕も見るのは初めてだったのですが、湧水が幅200mにわたって流れ落ちる姿は圧巻です!

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こちらは少し穴場。船津胎内樹型という樹海の上にできた森と洞穴です。

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洞穴の中から樹海を見ると落ち着くというか、なんだか不思議な気持ちになります。

富士山ってこんな場所だったんだ、といろいろな発見をする一カ月でした。

ちなみに、付録には「水の国、わかやま」カレンダーがついてきます。

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山の雑誌で「水のカレンダー」というのもおもしろいですよね。
和歌山は豊かな森があるからこそ、川の水もとてもきれいなのです。

前回のブログを見てもらえればわかると思うのですが、そんな関係でイトーは和歌山に遊びに行っていたのでした。

特集の紹介というより、イトーのミニレポートという感じになっちゃいましたが、今月もよろしくです!

夏なのか、秋なのか

ども、イトーです。

昨日、お昼休憩にしようと席を立ったら、
目の前に座る後輩の黒ちゃんが「イトーさん、お昼に行くんですか」と言いながら財布を出しはじめたので、
「え、そうだけど、何買ってくればいいの?焼きそばパンでいいですか?」と、オドオドと回答。
「違いますよ、一緒に食べにいきましょうよ」と笑われました。後輩に完全にパシられると思っていたイトーです。

さて、季節はめぐり、もう10月。早いですね。

10月というと、秋というイメージなのですが、
今年の季節は"謎"ですね。寒くなったり暑くなったり。。。

これまでにもちょくちょくお伝えしてきましたが、イトーはいま猛烈にパックラフトでの川下りにはまっています。

パックラフト歴はまだ2年ですが、自分のレベルがわかってきて、どこに行こうか考えるのがいちばん楽しい時期。

なんだか「はいはい」ができるようになった赤ちゃんが、自分で好きなところに行けるのが楽しくてしようがないのに似ています。

え、似ていない?

まぁまぁ細かいところはおいといて、9月の3連休に楽しい川遊びを求めて、和歌山県に行ってきました。

…というわけで、今回は和歌山の渓谷めぐりについて書いちゃおう、そうしよう。

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こちらは瀞峡(どろきょう)という、和歌山県、三重県、奈良県にまたがる熊野川の支流・北山川峡谷
広い川幅に、緩やかな流れ、ダイナミックな岩壁の絶景と、魅力満載の
この瀞峡をパックラフトで下るつもりだったのですが、前日の大雨で水量が増え、水も濁っていたので断念。
うまい人なら余裕で下れるのでしょうが、臆病ということに関しては全国トップクラスのイトーは瞬時にあきらめることを決意したのでした。
ちなみにこの瀞峡は、紅葉スポットとして10月号特集でも紹介しています(P98)

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こちらは場所が変わって、和歌山県古座川の支流・小川(こがわ)の滝の拝(たきのはい)という川原。

この小川もパックラフトを愛する人々にとっては聖地のような場所。
川が複雑に蛇行しており、直線距離ならあっという間の区間を、だらだらと川下りできるのがポイントです。
ただ、川を下れる期間が公式に決まっていて、このときは期間外だったのでやはり断念。
それにしても、この滝の拝の岩の模様?がすごい。
なぜこういった地形になるのか、説明を記した案内標識もあるのですが、それでもよくわからない。。。

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さくさく進んで次のスポットは、、、
というか、本当にパックラフトをする気があるのか、自分でもツッコミたい。
こちらは古座川の源流にして秘境として知られる植魚の滝(うえうおのたき)。

この滝の手前は下の写真のようになっていて、幻想的な雰囲気のゴルジュ帯の奥にあるのです。

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ハイキングコースの先にあるものの、こんなところに沢登りの装備でもないのに入っていいの?というドキドキ感も楽しめます。
増水していなければ、一応、普通の登山装備で大丈夫だそう。
まぁ、イトー
が行ったときは増水気味で膝上くらいの徒渉を何度かした上、あえて沢を高巻きせずに歩いたのでびしゃびしゃになりましたが。

ちなみにこの古座川源流は、10月15日発売の11月号でも紹介します。詳細はまた近いうちに。。。

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植魚の滝の近くには「ハリオの滝」という名所の滝がもう一つあります。
この滝を見た瞬間に「あれ、これ映えるんじゃね?」と、三脚を立ててセルフシャッターで滝行風の写真を撮影。
「いぇーい、ナ〇トじゃん!」と写真のできばえに、誰もいない山の中でニヤニヤしてました。

思った以上に、渓谷&滝めぐりの話で長くなっちゃった。。。

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川下り本編はまたの機会に(いったいいつになることやら)

あっという間に秋の気配。10月号発売中!

こんにちは! 稲垣です。
ご無沙汰してました…!(前々回のイトー先輩のブログで無茶ぶりを言われつつ、スルーしてた人)

だんだんと秋の気配が近づいてまいりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
私は先日、とある田舎で山から下りてきたトンボの群れに囲まれ、秋の始まりをしみじみと感じてました(おばあちゃんか)

さてさて、今年もそんな夏の終わりを迎えておりますが、「心に残る秋の山旅」、行きたくてうずうずしませんか? ちなみに私は、めちゃくちゃ行きたいです!

そんなあなたに山と溪谷10月号。
現在、発売中ですので、ぜひお手にとってみてください!
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紅葉が特に美しい、日本アルプスや東北だけでなく、全国の「特に秋に歩きたい」コースガイドをご用意しています。
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まずはどこに行くか悩んだら、ぱらっと誌面をめくって、エリアから探すのもあり。

でも秋といったら、紅葉だけじゃない!
温泉に浸かってゆっくりしたり、静かな溪谷を思うままに歩くのも、ちょっとしっぽりした気分になる秋ならではの魅力ですよね~。
そんなあなたはぜひ、山の湯・溪谷テーマのページもあるので、そこから気になるところをチェックしてほしいです!
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そして、第二特集は「書店員がおすすめする『山の本』」。
読書の秋。雨の日は家で、晴れた日はちょっと足をのばして山で、書店員さんおすすめの山の本を読んでみませんか?
本の紹介だけじゃなくて、書店訪問記もあるので、読んだら絶対本屋さんに足を運びたくなるはず。
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特集、第二特集ともに「秋の楽しみ」がつまった一冊です!

今回はそんなところで……。
稲垣の趣味全開ネタは、またの次回にお楽しみに!?

取材にいってきました

ども、伊藤です。

9月に入り、厳しい残暑が続くのかと思いきや、
今日は朝からとても涼しくて、このまま秋になってしまうのか、
うれしいような、さびしいような今日この頃。。。

さて、来年号の取材で南アルプスに行ってきました!

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今回のルートは、北岳~間ノ岳~農鳥岳の白峰三山縦走です。
写真は、北岳と間ノ岳のあいだにある中白峰山から振り返った北岳です。

北岳から間ノ岳の区間は、日本で最も標高の高い縦走路とも呼ばれ、稜線がとても美しい!

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こちらが間ノ岳。北岳よりも迫力があります。
アップダウンも厳しくて、けっこう体力を消耗しましたが、標高は北岳よりも3m低い。不思議。。。

この取材は、来年の8月号に掲載予定です!

さて、本格的に秋が来てしまう前にイトーはもう少し川にも通いたいゾ。

9月号まもなく発売です!

ども、イトーです!

カレンダーを見てびっくりしたんですが、
もう8月も半分が終わってしまったんですね!
このままじゃ夏を楽しむ前に、夏が終わってしまう。。。

先週の3連休は、なにか夏っぽいことをしなければと、
最近はまっているパックラフトで奥利根湖をプカプカ散策してきました。

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しかし、この湖はとてつもなくでっかい!
上級者はもっと奥地まで出かけるのでしょうが、
初心者かつ思考回路のゆるい僕は、
湖のほんの入り口周辺でも充分エンジョイできました(笑)

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さてさて、明日は9月号の発売です。

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特集は「紙地図と電子地図」。

おかげさまで好評の地図読み特集ですが、今回はいつもとちょっと違います。
地図読みのハウツーというより、地図を読むおもしろさにフォーカスし、
さまざまな地図の世界を紹介する特集になっています。

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これが何かわかりますか?
なんと陸地測量部(現・国土地理院)が地形図を作成するための測量に使っていた装置だそうです。

地図とはどのように作られているのかーー。
地図のない時代にはどうやって山に登っていたのか――。
そういった知っているようで知らない「山と地図の関係性」が今回のテーマです。

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徒渉!ヤブ!

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笹ヤブ!

と、読図のプロフェッショナルに同行して
地図読みの極意を教わるハードな企画もあります(笑)

全国60億人の地図大好きニンゲンも
これから地図を勉強したいという人にも楽しめる内容です。

ぜひ、今月も書店に足をお運びください。

次回はガッキーの趣味全開ネタです←無茶ぶり

では!

南アルプス特集―8月号発売中

ちょっとお久しぶりです。稲垣です。
今年は梅雨が長くて、じめじめした毎日が続いていますね。
続く雨で憂鬱な人も多いのでは?

そんな中、稲垣は最近イトー先輩とクロオ先輩にガッキーと呼ばれてちょっと浮かれていたりします(単純)。
あだ名で呼ばれるのはなんか嬉しいですね!

という話はさておき、8月号が絶賛発売中です!
今回の特集は……ずばり「南アルプス」
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これまでになく南アルプスの魅力を深堀りした本特集、山脈の特徴から豊かな自然、登山史まで……
作り手側からでも読み応えが「半端ない」です。

北部編、南部編、深南部・安倍奥編と3つのパートに分けているので、気になった場所から読み進められますよ!

もちろん、コースガイドも充実。読めば読むほど南アルプスを制覇したくなるはず。
私のオススメは、深南部・安倍奥編。
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南アルプス南部のさらに南に広がる深い山々…
アプローチは難しいけれど、それ故に楽しめるであろう「静かで大人な」山歩きはなんとも魅力的です。


そして第二特集は、「山ヤの玄関 登山口の駅と街案内」。
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登山で利用する主要な駅でのちょっとした駅のお楽しみを紹介しています。
食べ物系多めで見ているとお腹が空いてきますね…(笑)
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ついつい遊びすぎて、電車を逃さないように注意ですね!
登山帰りや前泊の際は、ぜひ参考にしてみてください^^

第二特集を眺めていたらお腹が空いてきましたので、今回はこのへんで!
ぜひお手にとって読んでください~
ではでは

7月号絶賛発売中です

ども、イトーです。

忙しない入稿ラッシュから一夜明け、イトーの大好きな現実逃避。

7月号「槍ヶ岳と穂高岳」絶賛発売中です。

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本特集でイトーは、槍ヶ岳の取材に行ってきました。

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ガイドブックには載っていないとっておきのプラン?で、
槍ヶ岳を東から西に大縦走!詳細はぜひルポを見てくださいね。

ちなみに、誌面のすばらしい写真を撮ってくれたのは佐藤友昭カメラマン。

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こんな感じで、いい絵になりそうな場所があると、ササっと走って、ガシガシ登って、絶景をいろいろ撮影してくれました。
その間、イトーは稜線をのんびり自由に歩いたり観察したり、今日の昼は山小屋で何を食べようかなと考えたり、取材とはなかなか忙しいものなのです。

さてさて、今回はちょいと短めですがここまで。

7月号はめっちゃ読み応えあるので、ぜひ本屋に足を運び、そのままレジまで進んじゃいましょう。

今月もよろしくです。

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