山と溪谷 編集部ブログ

12月号は冬の八ヶ岳を大特集!

どうも。編集部・坂元です。

寒くなりました。
社内でも、ダウンをはおって出勤する人が、ちらほら。
先日、八ヶ岳・南沢大滝の整備に行ってきたガイドさんが
「もう、少し凍ってましたよ」と言ってました。
なんだか、氷雪魂が刺激されますね~

さあ! そんな皆さま、お待ちどうさまでした!
12月号は冬の八ヶ岳を大特集!

題して「本気の八ヶ岳!」。


何がどう「本気」かと言いますとね、、、
まず、エリア。
今回は「本気の」雪山登山ということで、
アルパインムードがステキな南八ヶ岳に絞りました。
次に、網羅性。
ピークハントや縦走ルートはもちろん、
雪稜・岩稜バリエーション、アイスクライミング(ゲレンデ&ロングルート)まで紹介します。
しかも今回は、あまり取り上げられることのない東面にもフォーカス!
真教寺尾根のニッチなラッセルルポも必見です。

かくいう私は、バリエーションルートの取材に行ってきました。
しかも、一度に2本、阿弥陀岳北稜と石尊稜です。
ベテランガイドさんが一緒だったとはいえ、
雪山経験の乏しい軟弱者の私が無事に登りきってきたのだから、
どれだけ「本気」で臨んだか、わかっていただけましょうか(笑

おかげさまでこんなにカッチョいい写真が撮れました。



当初、2月半ばに予定していた取材ですが、
天候不良のため(たしか、冬型が強すぎて・・・)、3月上旬に延期。
厳冬期を過ぎた日程となりましたが、
前日に降雪があったため、真っ白な八ヶ岳を撮ることができました。
そのあたり、お天気の話については、「八ヶ岳の気象」でも
わかりやすく解説しています。



特集以外では、アルパインスキーや雪山登山靴カタログ。



好評連載の「20世紀山道具」では保温ポット、
「小物インプレッション」ではバラクラバ、と、
皆さまの「本気」をサポートする企画がめじろおしです。



『山と溪谷』12月号は、11月15日発売です!
乞うご期待!

ザイオン国立公園でのクライミング

編集部・佐川です。

10月に遅い夏休みをとって米国へ行ってきました。
主目的はユタ州にあるザイオン国立公園でのクライミング。

ザイオンは「ムーンライトバットレス」などのクライミングルートで知られ、ヨセミテ国立公園と同じく、米国を代表するビッグウォールクライミングのエリアです。



場所はラスベガスから車で3時間ほど。
アクセスしやすいぶん、普通の社会人でも1週間ほど休みが取れれば海外クライミングが堪能できます。

私は色々あって2日弱しか登れませんでしたが、クライミングだけが目的なら1週間の休暇でも3日、4日は登れるのではないでしょうか。

公園内はトレイルが整備され、米国らしいダイナミックな沢歩きや岩稜歩きが可能です。
ジャブジャブ沢を遡ったり、真っ赤な大岩壁の上を歩いたり。
クライマーじゃなくても、充分楽しめます。



宿泊はキャンプがおすすめ。
公園内には宿泊施設「ザイオンロッジ」が1軒あるだけで、ここは人気で予約をとるのがたいへん。



公園のゲート(ザイオン国立公園の入り口にはゲートがあります。ちなみに入園料は車1台、7日間で20ドル)を出てすぐの街、スプリングデールには多くのモーテルがありますが、こちらも1室1泊で100ドル前後と設備のわりには高め。
キャンプサイトは1サイト1泊16ドル(2010年10月末日)ですから、ふだんからテント泊に慣れている人なら、やっぱりキャンプでしょう。




満天の星のもと、焚き火を囲んでビールを飲む夜。
最高ですよ~




クマの襲撃の実際は、かなり生々しい写真を掲載・・・

こんにちは。編集長の神谷(有)です。
もうすぐ発売の12月号ですが、皆さんに事前にお伝えしたいことがありまして・・・。

ちょっと、びっくりするページがあるのでお気をつけ下さい。
この号から、一旦お休みをしていた『山での「ケガ」「病気」、その実際』が復活したのですが、
今回のテーマは「クマ襲撃による外傷」で、かなり生々しい写真を掲載しているのです。
あえてそのようなケガの写真を掲載したのは、
やはりわたしたちはその実情を知るべきだと思ったからです。

 


写真=次のページをめくると・・・・・・。

 

この夏から秋は各地でクマが出没して大きな騒ぎになりましたが、
クマに襲われると実際どうなるかをルポしています。
新聞で「顔や肩を咬まれて重傷」といった記事が出ますが、その重傷とはどのようなものか?
そして、どのような治療が施されるのか紹介した、おそらく日本で初めての記事です。

わたし自身、大学院生の時代にツキノワグマを研究するグループにいて、
岐阜の白山や白川郷周辺のツキノワグマの調査をしていました。
山と溪谷社に入ってからも『山でクマに会う方法』という単行本を編集したり、
90年代後半に山と溪谷編集部に所属していたときにも、ずいぶんとクマ関係の記事を編集したり、執筆していました。
その意味でクマ大好き人間です。

ですから、基本的にはクマを保護すべきだと思っていますし、
むやみにクマの恐怖感をあおるつもりはありません。
でも、だからこそ、事実をきちんと伝えるべきだと考えたのです。

クマの研究者が人を恐れない“新世代グマ”の登場を指摘してから、すでに10年以上が立ちました。
その後も、ハンターの減少に象徴される“人と獣の距離感”が急速に変化しています。

今後、クマと人の関係がどう変わっていくのか?
山と自然を愛するものとして、注視していきたいと考えています。

ちなみに次の1月号は「凍傷」がテーマなのですが、
これもちょっと生々しい写真が、、、、、出るかもしれません。

山梨県甲府市で「第1回日本山岳遺産サミット in 山梨」を開催します

こんにちは、編集長の神谷です。

わたしは、現在、月刊『山と溪谷』の編集長をしているわけですが、
今はもうひとつの仕事があります。
日本山岳遺産基金の事務局を兼任しているのです。

日本山岳遺産基金、くわしい中身はサイトをご覧にいただくとして、
11月3日(祝)に、山梨県甲府市で「第1回日本山岳遺産サミットin山梨」を開催します。
http://sangakuisan.yamakei.co.jp/s_kofu.html

サミットでは、山と溪谷8月号にて公募した「日本山岳遺産」の選定発表と講演会を予定しています。

日本山岳遺産の選定は、日本の美しい山々を次世代に引き継ぐために、
地域の山を守る団体を応援するもので、今回は4ヶ所から応募がありました。

講演は2本。テーマはいずれの「山と子ども」です。



なぜそのテーマかというと、美しい山々を次世代に引き継ぐためには、
その次世代……子どもたちに山を好きになってもらう必要があると考えています。
そして、なにより登山が、その子どもたち心身の成長に大きな役割をもてると、わたしたちは信じています。

ひとつめ講演は「登山で見つけた生きるチカラ ~児童養護施設の子どもたちと山に登って~」と題された、甲府の児童養護施設「めだかの学校ジュニア」理事長・山田一功さんのお話。
さまざまな事情で家庭にいられなくなった子どもたちが、登山を通じて生きるチカラを得る……とてもいい話です。

2本目は「親子登山のススメ ~子どもに教えてもらった山の楽しみ~」と題された、登山家で野外学校FeelOurSoul代表の戸高雅史さんのお話。
こちらは、バリバリの登山家が、逆に子どもたちに教わった山の楽しみ方の話。

両方とも、登山と子どもの関係を考えるうえで、とても示唆に富むすばらしい講演になると思います。

ぜひ、皆さん参加して下さい!

(ちなみに、わたしは当日は司会進行を担当しています。。。)

連休明けに、白馬へ取材に行ってまいりました。

こんにちは。青木です。
連休明けに、白馬へ取材に行ってまいりました。

今回は栂池自然園~風吹大池~蓮華温泉へ。
ピークは踏まず、紅葉や湿原をゆっくりと楽しみながら歩くコース。
じっくり静かな秋を堪能したい方や、初心者のお友達を連れていくにはぴったりです。

普通ならばこの時期には紅葉は終わっているそうですが、今年は暖かいせいか、まだまだ紅葉が楽しめます。

観光地から、自分の足をつかって自然の奥へ。
落ち葉のじゅうたんのうえをサクサク歩きながら、赤く染まった山々をひとり占め。
霧に包まれても幻想的、綺麗な池に映る紅葉もため息がでるくらい綺麗です。

そして、なんといってもきのこ。

行く先には・・・


きのこ!



きのこ!!



きのこ!!!


小谷村では、10月2日(土)・3日(日)に、きのこ料理のバイキングが楽しめる「きのこ祭り」が催されたようですが、それは山のなかでも開催されていたようです。
にょきっと生えたかわいいきのこ達は、見ているだけで心が和みますね。
「食べれるかな~」と近づくと、ガイドさんに「それは毒があるからだめ!」とのツッコミが。
う~ん、こんなにおいそしそうなのに食べられないのは残念・・・・・・。


でも!


お世話になった山小屋で「食べられるきのこ」をちゃっかりしっかり味わいました。

 


村営栂池山荘さんではきのこ入りの鍋。

 

風吹山荘さんではきのこ入りお味噌汁。

 


あたたかな料理が、冷えた体をほっこり暖めてくれました。
紅葉の秋、そして食欲の秋。

思い切り「秋」を満喫してきました。

・・・・・・え? 山や池の写真はないのかって?

それは、お楽しみです。

蓮華温泉では青木も一肌脱いで頑張ってきましたので、2011年10月号の特集、是非ごらんあれ!

 

『山と溪谷』11月号は、脱メジャーコース登山

どうも。
編集部・佐川です。

「今日も暑いですね~」が、あいさつ代わりだった記録的猛暑はどこへやら。
山は紅葉の盛りを迎えつつありますね。

この一瞬の華やぎが去れば山はシンと静まり返って、一気に冬へと移り変わります。
山が雪化粧するまでの数週間、静かに晩秋の山を歩きたい――と願う人のためにあるのが11月号の特集。



もちろん他の季節でもいいですが、樹林帯歩きが多いので、冬枯れで森が明るくて空気が乾燥したシーズンがベストかと思います。
「道迷い」なんて言葉も頭をよぎる難コースばかりですから、ちょっとおすすめしづらいのですが、いつかは行ってみてほしい――そんな思いでつくりました。

高山、中級山岳、低山と幅広く紹介。
メインは


「南ア・聖岳東尾根」


「両毛国境・皇海山(足尾の松木沢から)」


「東丹沢・大山北尾根」

この3本のルポ。
どれもメジャーな山ですが、ちょっとコースを変えただけで、いつもとはまったく違った山の顔が見られます。


編集部・大畑の秩父槍ヶ岳挑戦ルポや、ギュギュッと中身が詰まったコースガイドも必見です!

特集のほかは
温かいものが食べたくなる季節には、日帰り山行にだって必携の「ガスストーブカタログ」、
過去最高の件数をたたき出してしまった今夏の遭難を振り返る「2010年夏山遭難検証」、
前代未聞の遭難ドキュメンタリー漫画「ええ、そうなんですよ」など。

『山と溪谷』11月号は、10月15日発売です!

剱岳北方稜線に行ってきました!

こんにちは! 編集部の神谷(浩)です。

先日、2011年7月号の特集「アルプス名峰の秘密ルート(仮題)」取材のため、剱岳北方稜線に行ってきました。

北方稜線は、剱岳の北側に延びる尾根で、道標やハシゴなどはなく、整備されていないバリエーションルートです。

室堂から入山し、剱沢を下って、真砂沢ロッジ、池ノ平小屋に宿泊して、北方稜線に取り付き、一気に剱岳山頂を越え、別山尾根から剱澤小屋へ。再び室堂に戻りました。3泊4日の行程です。

大雨の直後で、剱沢の橋が流された、という情報もありましたが、真砂沢ロッジの佐伯成司さんが即日対応してくれたおかげで、無事に通過できました。


胸まで水につかりながら、一人でこの橋を直したとか!

室堂から歩きだしたときに降っていた雨も、少しずつあがっていき、
2日目、3日目は好天に恵まれました(ただし行動中のみ)。

 


仙人池から見た裏剱

北方稜線はあくまでもバリエーションルートであり、体力、技術、経験のともなった上級者向きのコースです。
浮き石やルート不明瞭な部分がたくさんあります。
今年も遭難が多発しました。
安易に立ち入らないようにしてください。

 
一般登山者立ち入り禁止。ADVANCED CLIMBERS ONLY!         小窓ノ王から三ノ窓への急峻なバンド


  
小窓からのルンゼを慎重に登る          池ノ谷ガリーは浮き石の巣。落石厳禁!


下山して10日がたちます。
剱岳周辺では、そろそろ紅葉が始まっているでしょうか。

現地情報は、下記のヤマケイオンラインからどうぞ!

剱澤小屋
http://www.yamakei-online.com/mt_info/mt_info.php?id=117#1036

本誌掲載は、来年夏!
お楽しみに。

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