山と溪谷 編集部ブログ

『山と溪谷』8月号は明日発売です!

どうも!
ヤマケイ編集部の肉体派、佐川です。

梅雨末期の豪雨に見舞われて山に行けない日が続きますが、
みなさんはいかがお過ごしですか?

私はここしばらく仕事に追われておりまして、
天気の良し悪しに関係なく、空調のきいたオフィスにいます。
おかげで山に行けないストレスをかかえずにすみましたが、
それはそれでどうなんでしょうね?


さて、珍しく山にも行かずに編集した
8月号の特集は「日本の名急登100」です。



いや~、“急登”とはなんともマニアックなネタです。
どうせなら、とことんマニアックにしてしまえっ!ということで、
急登を100本集めてみました。


目玉は――

その1
新人ライターの小林由理亞による「日本三大急登」ルポ(西田省三=写真)




*ちなみに、ここでいう日本三大急登とは

谷川岳・西黒尾根(西田省三=写真)



北ア烏帽子岳・ブナ立尾根(柏倉陽介=写真)


南ア甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根(亀田正人=写真)
です。


その2
編集部・青木による「北ア前穂・重太郎新道」ルポ


その3
『信念 東浦奈良男?一万日登山への挑戦?』(山と溪谷社)の著者、
吉田智彦さんによる「飯豊山・ダイグラ尾根」ルポ
の3本。


さらに、全国から集めた急登情報を87本紹介したカタログも見逃せません!


こんな特集は今後しばらくやらないと思うので、
興味がある方は、ぜひ一冊!

その他の記事は、

テント泊山行をトレーニングから紹介した
第2特集「テント泊スキルアップ」。

日本人初の8000m峰14座登頂を果たした
竹内洋岳さんの特集など、今月も盛りだくさんです。


詳しくはこちら!




『山と溪谷』7月号明日発売! 特集は剱岳!!

こんにちは。編集部の神谷(浩)です。

梅雨の時期になりましたが、雨の日は家で夏山計画を立てるのにはぴったりですね。

『山と溪谷』7月号は、「心に残る山、剱岳」と題して、北アルプス・剱岳を大特集!

「岩と雪の殿堂」と称される剱岳ですが、
岩や雪だけではなく、森や沢も剱岳の重要な構成要素のひとつです。
さらにそこには魅力的な人々、そして山小屋があります。
今月の特集では、剱岳の頂をめざす5本のルポを掲載し、
その奥深く、味わい深い剱岳の魅力を各方位から余すところなくお伝えします!

最も一般的な別山尾根往復
北アルプス三大急登のひとつ早月尾根から、大日岳への縦走。
原始のにおいがする内蔵助平から、憧れの岩稜・八ツ峰
狭く急峻な雪渓を詰める池ノ谷
藪と沢と雪と岩をゆく遥かな山旅、小黒部谷から北方稜線

岩――八ツ峰を攀じる(高桑信一=写真)

雪――池ノ谷雪渓を詰める(星野秀樹=写真)

森――早月尾根をゆく(梶山 正=写真)

沢――小黒部谷を遡行する(星野秀樹=写真)

そのほか、アクセス情報や山小屋情報も網羅!
剱岳に登ったことがある人も、登ったことがない人も、
あこがれている人も、興味がなかった人も必見の一冊!

そのほか、7月号には
DVD「おいしい山ごはん
別冊付録「白馬安全登山ガイドブック
綴込地図「剱岳・立山登山MAP
と豪華3大付録つき!

ぜひお買い忘れなく!

GWの遭難を検証

こんにちは。神谷(有)です。

15日発売の7月号では、このGWに北アルプスで発生した遭難事故の検証記事を掲載しています。特に白馬での事故は、計6名が低体温症で亡くなるという大きな遭難でした。羽根田治さんによるルポです。ぜひご一読下さい。

この事故を受けて、地元長野県のNHK長野放送局では、独自の取材をして検証の番組を製作しています。その中で、「暴風雨実験」を神奈川県総合防災センター、日本登山医学会の増山茂医師、そして、当編集部の協力で行いました。

山と溪谷では、20109月号の特集「気象遭難 低体温症の恐怖」を作ったときに、同様の「暴風雨実験」を行っており、それがご縁でNHKの取材に協力しました。

写真=今回は神奈川県総合防災センターの暴風雨体験施設で実験をしました。

写真=実際の登山装備を身につけ、風と雨を発生して実験をしました。

写真=風速20mでの雨は想像を絶するものがありました。


詳細はここでお話しするわけにはいきませんが、「強風による行動の困難さ」と、なにより雨具の隙をくぐり抜けた水による「濡れ」の問題が大きいことが再確認されました。


長野ローカルの放送ですが、ご覧下さい。

NHK長野放送局

番組:知るしん。~信州を知るテレビ~

「検証・白馬岳遭難事故」

 615日(金) 1930分~1955

http://www.nhk.or.jp/nagano/shiru/index.html

 

弊誌でもこの実験を元に、低体温症の記事を掲載予定です。

『山と溪谷』7月号、着々と進行中!



こんにちは。青木です。

『ワンダーフォーゲル』のブログでも上がっていますが
先日、社内の登山教室で西丹沢の檜洞丸へ行ってきました。


新緑は本当に綺麗ですね。

生命力がみなぎっているせいか、パワーをもらえる気がします。
いつもは「早く稜線へ出たい……」と思う私ですが、新緑だとずっと樹林帯にいてもいいくらいです(笑)

ツツジも咲き始め、よい天気だったせいか、
先週末、丹沢へ出かけた本誌編集部員は私含めて4人(みんな別行動)
今、最もアツイ場所は東京スカイツリーではなく丹沢なのかも。



そんな感じでプライベートも楽しみつつ、『山と溪谷』7月号も着々と進行中です。



撮影中のひとコマ。



7月号の第二特集のテーマは「山ごはん!」
編集担当は“食に対しては人一倍執着心のある”青木です。
今回はライターさんからカメラマンさんまで、女子スタッフが集結。
女性ならではの知恵やアイデアが盛り込まれた、コンパクトながらも役立つレシピ&ノウハウ集です。


撮影は計3日間かかったのですが、その間ずっと
撮っては食べ、撮っては食べ……。
女子だけでしたが、みんなよく食べました(私が一番食べましたけど)



どや!おいしそうやろ!

街だろうが山だろうが、やっぱり「肉」ですよね~。





体を張って、すべてのレシピを試食した私が自信をもって言います。

今回紹介しているレシピ、どれも「超」おいしいです。



なかでも監修者である大森博さんが教えてくれた
「ゆで汁レモンそうめん」はおいしいだけでなく作り方も簡単。
スタッフの大半が家で朝食に作ったりしているほどです。

しかも、今月号はなんと誌面に加え、付録DVDもついてくる!
本誌編集部の横尾&本望が体はってます。
期待して待っていてくださいね。


そして、7月号の第一特集はまるごと「剱岳」!
気になる内容は……また後日♪




6月号発売日です。特集は「ひと夏まるごと縦走プラン」!

こんにちは。横尾です。

下界はすっかり初夏の陽気。いよいよ夏山シーズンが近づいてきましたね。

さて、今日は6月号の発売日(5月15日発売)です。

6月号の特集は…「ひと夏まるごと 大縦走プラン」。

ひとくちに夏といっても、6月から9月まで、けっこう期間が長いですよね。
天候も、梅雨~盛夏~晩夏ではかなり変わります。
そこで、時期をずらしながら、各地の山を縦走したリアルルポを掲載。
時期ごとの注意点や縦走のノウハウも盛り込みました。
タイトルの通り、夏をとことん満喫できる縦走プランをご紹介しちゃいます!!

少し内容をご紹介しますと……

・梅雨の晴れ間をついて表日光連峰
・梅雨明け直後の東北・朝日連峰
・真夏の南アルプス全山縦走
・盛夏の北海道・表大雪
・夏の終わりの北アルプス・表銀座


わたくし横尾は、「南アルプス全山縦走」に行ってきました。
10日間にも及ぶ大縦走なんて、人生初。
ものすごく不安でした……。

実際に歩いてみた南アルプスは、……大きくて深い!!
そしてアップダウンの連続です。


 

私はといえば、仙塩尾根でバテバテになり……

さらに、虫さされと日焼けでこんな顔になり……(笑)

 

ボロボロですね…(汗)

 

それでも、縦走登山の楽しみを、たっぷりと味わってきました。
皆さんも、記事を参考に、縦走三昧の夏をすごしてみてはいかがでしょうか?

 

御嶽でボルダリングを楽しみました

どうも、こんにちは。
小さな石から、大きな壁まで、登れるものはだいたい登る。
ヤマケイ編集部の佐川です。

突然ですが、みなさんはボルダリングって知ってますか?

あっ
だれですか?

「あ~人工壁のことでしょ?」
とか言ってるのは。


それは違いますよ!
「boulder=大きな石」が語源でして、大岩を手足の力だけで登るのがボルダリングなんです。
だから、屋外か屋内かはぜんぜん関係ありません。
最近、間違った認識をされている方が多いみたいなので、書いてみました。


さて今回は、
その大きな石がゴロゴロしている奥多摩の御岳渓谷に行ってきました。
東京近郊では人気ナンバーワンのボルダリングエリアです。
当日も多くの人がマットを背負って登りにきてましたよ。


私は、同僚6人+友人4人+その子ども3人という大人数で行ってきました。
ほぼ全員初心者でしたが、初心者から楽しめるのが御岳のいいところ。
ピクニック気分でご飯やおかしを食べながら、一日遊んできました。


これから、どんどん暖かくなります。
新宿から2時間ほどの御岳でボルダリング。
みなさんもいかがですか?

 

 

最新高級コンデジをもって山に登りました

こんにちは、ブチョーの神谷(有)です。

4月号から「クローズアップ!ニューアイテム」という連載が始まっていますが、そのなかで編集部員がインプレッションをするコーナーがあります。編集部員がその道具を実際に使ってみた感想を記事にするコーナーです。

そこで、わたしも新しいモノを実際に使ってみました。わたしが担当したのは、最新の高級コンデジ「キヤノンPowerShot G1X」。

カメラ誌でもないのになぜこのカメラを取り上げるか? それは……わたしがこのカメラから数えて3代前の「キヤノンPowerShot G10」を使っているからというやや個人的な理由からです。

でも、このG10はとても気に入っていて、山でずいぶんと使っています。画質、操作性、バッテリーの持ち(これは大きい)、写真機としての質感……どれをとっても、ほんとうにいいデジカメです。それが、G11G12と進化して、今回G1Xとして大きく生まれ変わったので、どうしても使ってみたかったのです。 

そこで41日に丹沢・大室山に登ってきたときに、このG1XG10、それに普通のコンデジの3台を持っていきました。

あえて日帰り山行でチェックする必要もなかったのですが、ヤマケイだけに登って使いたかったのです。


 

犬越路から桧洞丸方面を見る(カメラ=キヤノンPowerShot G1X


 

力強いブナの木(カメラ=キヤノンPowerShot G1X


  

2台並べて取るためにもう1台持っていったのです。左がG1X、右が愛機のG10。


詳しいインプレッションは、515日発売の6月号で掲載しますが、さすがの高画質ですよ。画質の本質は単なる画素数じゃなくセンサーの大きさとレンズ、画像エンジンの三位一体ですね。G10を手放して買い換えるかどうか真剣に悩んでいます……。

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