『定本 黒部の山賊 アルプスの怪』出版記念
伊藤正一さん 講演会
北アルプスの最奥地、黒部源流での記憶を語る
終戦後間もない昭和21年、北アルプスの最奥部・黒部原流域の山小屋、三俣山荘の経営をすることになった伊藤正一さん。
山小屋まで登るとそこは「山賊」たちの住処と化していました。
その後山賊たちと打ちとけ、仲間として共に山荘建て直しに尽力します。
伊藤さんと遠山富士弥、遠山林平、鬼窪善一郎、倉繁勝太郎ら「山賊」と称された仲間たちによる、
北アルプス登山黎明期、驚天動地の昔話を思う存分話していただきます。
また、本書にも記された山のバケモノ、山岳遭難、山小屋暮らしのあれこれなど
「嘘か真か」と疑ってみたくなるほどの貴重なホントの話を語っていただきます。
●日時
2014年6月15日(日)
開始 14:00(開場 13:30)
●場所
八重洲ブックセンター本店 8階ギャラリー
http://www.yaesu-book.co.jp/
●参加費:無料
●参加定員:80名(申し込み先着順)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
●申込方法
八重洲ブックセンター本店の1階カウンターでお申込みいただくか、
お電話でのお申
著者プロフィール
伊藤正一
大正12(1923)年、長野県松本市生まれ。
8歳のとき木曾御嶽へ登って以来、北アルプスをくまなく歩いて現在にいたる。
昭和21(1946)年、三俣蓮華小屋(現在の三俣山荘)、水晶小屋を譲り受け、
「山賊」たちの協力を得て、湯俣山荘、雲ノ平山荘を次々と建設し、
昭和31(1956)年には北アルプス最後の楽園「雲ノ平」への最短ルート、
伊藤新道(現在、一般登山道としては使われていない)を独力で完成させた。
日本勤労者山岳連盟創設者として、大衆登山発展のため、熱意を注いできた。