インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役関本彰大)は、寝ても覚めてもきのこに夢中な、京都の奇才・きのこライター堀 博美氏渾身の、きのこ・ショート・コラム集111本を掲載した『きのこる キノコLOVE111』(堀博美・著)を刊行しました。


■『きのこる キノコLOVE111』について

「きのこ」の魅力を語り尽くす、文系キノコ読本。寝ても覚めてもきのこに夢中な、京都の奇才・きのこライター堀 博美氏渾身の、きのこ・ショート・コラム集111本を掲載しています。
 堀氏の「菌友」城戸みゆき氏によるキッチュなイラストも、きのこファンの心をとらえます。

『きのこる』のポイント1 
本書は著者・堀 博美氏の「きのこ愛」に徹頭徹尾もとづいた本であり、きのこの魅力を余すところなくお伝えするための本です。
『きのこる』のポイント2
様々なジャンルにおけるきのこの関わりを111本のコラムに。基本的な生態、歴史・人物・神秘学・信仰・映画…そして「胞子萌え」まで。
『きのこる』のポイント3
きのこの生き方には、人間が学ぶべきところもあります。人が生のままきのこに習い、きのこ的に生きることを「きのこる」と呼びます。

本書で、きのこの魅力に触れ、暮らしにきのこを取り入れて、よりいっそう「きのこる」人生を歩んでみてはいかがでしょう。



■小口絵について

装丁デザイナー岡本洋平氏による凝りに凝ったブックデザイン。ページをめくると現れる「小口絵」は、向きによってふたつの絵柄が楽しめます。





  


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■著者 堀 博美氏について


 1971年、神戸市生まれのきのこライター。
 大学在学中に本で見た「ベニテングダケ」の写真に魅せられ、無鉄砲にも「長野の高原」を目指しホンモノに遭遇。宿泊したペンションではおいしいきのこ料理を出されて「きのこる」人生をスタート。以来、きのこ研究会に所属し、きのこをテーマとしたミニコミ誌やグッズ作りに励む。
 2006年、日本キノコ協会発行のムック誌「MOOKきのこ」の副編集長に抜擢され、さらなるきのこ研究に努める。「MOOKきのこ」の宣伝のため「東京マスメディア会議2」(フジテレビ)に出演し、そのキャラクターときのこ愛が好評を博し「なんぼdeナンボ」(関西テレビ)、「メッセ大阪」(テレビ大阪)などにも出演。
 きのこにまつわることであれば、レシピから山歩き、美術や神秘学まで幅広いジャンルを網羅する。
 著書に、郵政職員時代の経験を生かして執筆した『郵便局員になろう』(インデックス・コミュニケーションズ 2004年)がある。



■抱腹絶倒のきのこコラムから

『きのこる』では、個性派きのこ、毒きのこ、ちょっと変わったきのこの偉人、県民別の好み、きのこ入り菓子、きのこ日本史、きのこと民族、聖なるきのこの不思議など信じられないきのこのコラムが111本掲載しています。
 その中から、いくつか代表的なコラムを紹介します。

「きのこの山」35年の歴史 -日本一メジャーなきのこ菓子-
 今、日本でもっとも多くの人になじみがあるきのこ菓子が明治製菓の「きのこの山」ではないでしょうか。チョコレートの傘とクラッカーの柄できのこを表したかわいい形で、日本一メジャーなきのこ菓子に。
 板チョコ全盛、横文字の名前が全盛の時代に、社内でも賛否両論ありながら、あえて和風の「きのこの山」ができたエピソードとは…

栃木県民大好ききのこ・ちたけ -なぜか地域限定、チチタケの味わい-
 栃木県民の間で、ブレイクしている食用きのこに「ちたけ」があります。標準和名は「チチタケ」で全体がビロード状の赤褐色ながら、傷つけると白い乳のような汁を出すのが大きな特徴。
 栃木県民のちたけ好きは特別で、ちたけの時期であるお盆頃になると、多くの栃木県民が山へ行き、ちたけを探すという。場合によっては、群馬や福島にも遠征。熱中するあまり、山で遭難、死傷する人もいるという。本場栃木で体験したちたけの味とは…。

かわいそうなきのこ -その姿や生態が同情を誘うきのこたち-
 ・チシオタケ…ピンク色の可憐なきのこ。傷をつけられると赤い液が出て、まるで血を流しているよう。
 ・バカマツタケ…マツタケの時期より2ヶ月早く生え、場所もマツではなく広葉樹の下に生えるので。
 ・スッポンタケ…学名「Phallus impudicus」は日本語で言うと「恥知らずの○×」。あまりに破廉恥なため、ダーウィンの娘は見つけ次第、燃やさせた、とか。



■本書について

書 名: 『きのこる キノコLOVE111』
著 者: 文=堀 博美 イラストレーション=城戸みゆき
価 格: 1,680円(税込) 本体1,600円+税
体 裁: 四六判変型・ソフトカバー・224ページ+口絵
発売日: 2010年6月21日






■山と溪谷社について http://www.yamakei.co.jp/

1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア・旅行・スキー等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。


■インプレスグループについて http://www.impressholdings.com/

株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関本 彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。


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■本リリースについてのお問い合わせ先

株式会社山と溪谷社
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