インプレスグループで、山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社（所在地：東京都千代田区、代表取締役 関本彰大）は、エッセイ『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』を刊行しました。
■日本アルプスから日本海に直接下る唯一の登山道「栂海新道（つがみしんどう）」の開拓物語
「海水パンツをザックの片隅に忍ばせて、高嶺のお花畑から日本海まで縦走してドボンと海に飛び込むのだ。」――天嶮・親不知に近い旧・青梅町（現・糸魚川市の一部）在住の小野健氏は、北アルプス北端・朝日岳付近から、日本海・親不知まで直接下る登山道を、職場の仲間たちと拓こうと思い立ちました。それから10年の歳月かけて、私財を投じ、ヤブと格闘しながら、1971年に、標高差約2400メートル、距離約27キロもの長大な登山道を開通させました。本書は、そんな熱き男たちの笑いあり涙ありの奮闘ぶりや、ハプニングを乗り越えて夢を実現した過程を活写しています。少しずつでも、諦めずに夢を追って実現した、感動の実話ドキュメント・エッセイです。
■名著復活！
本書は、栂海新道が2011年に開通40周年を迎えるにあたり、1971年に刊行されて当時話題になったものの久しく絶版になっていた名著『山族野郎の青春――北アルプスに道を拓く』（小野 健 著）を大幅に訂正し、その後の逸話を加えて再構成したものです。
■おもな内容
第一部 山族野郎の青春
第一章 栂海新道とはどのような道か／第二章 誕生、さわがに山岳会／第三章 登山道、犬ヶ岳へ達す／第四章 盗伐容疑の成り果て／第五章 山と家族／第六章 朝日岳へ、親不知へ
第二部 それからの栂海新道
海のウェストン祭／アルプスと海をつなぐ植生／飛騨山脈北延の地質と地形／糸魚川ササユリの宇宙旅行／山の神様になった話／藪刈りと缶ビール／継続は成果なり／藪刈り道楽の報酬／病臥から山へ／栂海新道に未来はあるか ほか
■著者 小野健氏について
小野 健（おの・けん）
1932年、福島県いわき市生まれ。1956年、早稲田大学第一理工学部鉱山学科卒業。工学博士。1961年にさわがに山岳会を結成し会長となる。1962年から1971年まで、10年をかけて栂海新道を開拓。1972年、第12回山溪山岳賞、2003年「山と溪谷」山岳環境賞、2004年、第9回NHKK地域放送文化賞受賞。2006年より糸魚川市文化協会会長に就任。著書に『山族野郎の青春』（1971年 山と溪谷社）、『栂海新道その自然』（1988年 さわがに山岳会）、『糸魚川の自然を歩く』（編著 2007年）などがある。現在、糸魚川市（旧・青梅町）在住。
■栂海新道について
栂海新道は、北アルプス北端・朝日岳付近より、日本海・親不知の海まで直接下る個性的な登山道です。日本アルプスに数多くある登山道の中でも、高山植物咲く日本アルプスの稜線から海に至る道はほかにありません。この標高差約2400メートル、距離約27キロもの長大な登山道を、10年の歳月をかけて拓いたのは、本書の著者・小野健氏とその職場の仲間たちからなる「さわがに山岳会」でした。現在、この登山道は、ロングトレイルながら、高峰から海に至る魅力あふれる登山道として、多くの登山者の憧れの対象となり、多くの登山者を迎えています。
■本書について
書名：『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』
著者：小野 健
価格：1,785円（本体1,700円＋税）
体裁：小B6判上製 208ページ
発売日：2010年12月22日
ISBN：978-4-635-33047-3
■山溪叢書について
本書は、山と溪谷社の読み物シリーズ「山溪叢書」の5冊目として刊行されます。
「自然」と「人」とが織りなす言葉《山溪叢書》既刊
1エッセイ『ほろ酔い黒百合 北八ヶ岳・山小屋主人のモノローグ』
米川正利 著 定価1,890円（本体1800円＋税）
2.エッセイ『小屋番三六五日 人と自然と山仕事、山小屋暮らしとっておきの五十五話』
定価1,680円（本体1600円＋税）
3.ルポルタージュ『屋久島で暮らす あるサラリーマンの移住奮闘記』
菊池淑廣 著 定価1,575円（本体1500円＋税）
4.小説『疲労凍死／天幕の話』
平山三男 著 定価1,785円（本体1700円＋税）
■月刊誌『山と溪谷』について
1930年の創刊以来現在まで、80年にわたり登山界のオピニオン・リーダーとして、国内外の登山・山岳情報を発信。最新の登山情報から歴史的記事、読みものなど、幅広い内容で登山者の支持を得つづけています。
■山と溪谷社について http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア・旅行・スキー等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
■インプレスグループについて http://www.impressholdings.com/
株 式会社インプレスホールディングス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：関本 彰大、証券コード：東証1部9479）を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマ に専門性の高いコンテンツ＋サービスを提供するメディア事業を展開しています。
■ご購入に関するお問い合わせ先
山と溪谷社 カスタマーセンター
TEL03-5275-9064 （営業時間 10:00～12:00、13:00～17:30／土日、祝祭日を除く）
■本リリースについてのお問い合わせ先
株式会社山と溪谷社
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビル８F
山岳・自然図書出版部 TEL03-6744-1912 メールinfo@yamakei.co.jp
■日本アルプスから日本海に直接下る唯一の登山道「栂海新道（つがみしんどう）」の開拓物語
「海水パンツをザックの片隅に忍ばせて、高嶺のお花畑から日本海まで縦走してドボンと海に飛び込むのだ。」――天嶮・親不知に近い旧・青梅町（現・糸魚川市の一部）在住の小野健氏は、北アルプス北端・朝日岳付近から、日本海・親不知まで直接下る登山道を、職場の仲間たちと拓こうと思い立ちました。それから10年の歳月かけて、私財を投じ、ヤブと格闘しながら、1971年に、標高差約2400メートル、距離約27キロもの長大な登山道を開通させました。本書は、そんな熱き男たちの笑いあり涙ありの奮闘ぶりや、ハプニングを乗り越えて夢を実現した過程を活写しています。少しずつでも、諦めずに夢を追って実現した、感動の実話ドキュメント・エッセイです。■名著復活！
本書は、栂海新道が2011年に開通40周年を迎えるにあたり、1971年に刊行されて当時話題になったものの久しく絶版になっていた名著『山族野郎の青春――北アルプスに道を拓く』（小野 健 著）を大幅に訂正し、その後の逸話を加えて再構成したものです。
■おもな内容
第一部 山族野郎の青春
第一章 栂海新道とはどのような道か／第二章 誕生、さわがに山岳会／第三章 登山道、犬ヶ岳へ達す／第四章 盗伐容疑の成り果て／第五章 山と家族／第六章 朝日岳へ、親不知へ
第二部 それからの栂海新道
海のウェストン祭／アルプスと海をつなぐ植生／飛騨山脈北延の地質と地形／糸魚川ササユリの宇宙旅行／山の神様になった話／藪刈りと缶ビール／継続は成果なり／藪刈り道楽の報酬／病臥から山へ／栂海新道に未来はあるか ほか
■著者 小野健氏について
小野 健（おの・けん）
1932年、福島県いわき市生まれ。1956年、早稲田大学第一理工学部鉱山学科卒業。工学博士。1961年にさわがに山岳会を結成し会長となる。1962年から1971年まで、10年をかけて栂海新道を開拓。1972年、第12回山溪山岳賞、2003年「山と溪谷」山岳環境賞、2004年、第9回NHKK地域放送文化賞受賞。2006年より糸魚川市文化協会会長に就任。著書に『山族野郎の青春』（1971年 山と溪谷社）、『栂海新道その自然』（1988年 さわがに山岳会）、『糸魚川の自然を歩く』（編著 2007年）などがある。現在、糸魚川市（旧・青梅町）在住。
■栂海新道について
栂海新道は、北アルプス北端・朝日岳付近より、日本海・親不知の海まで直接下る個性的な登山道です。日本アルプスに数多くある登山道の中でも、高山植物咲く日本アルプスの稜線から海に至る道はほかにありません。この標高差約2400メートル、距離約27キロもの長大な登山道を、10年の歳月をかけて拓いたのは、本書の著者・小野健氏とその職場の仲間たちからなる「さわがに山岳会」でした。現在、この登山道は、ロングトレイルながら、高峰から海に至る魅力あふれる登山道として、多くの登山者の憧れの対象となり、多くの登山者を迎えています。
■本書について
書名：『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』
著者：小野 健
価格：1,785円（本体1,700円＋税）
体裁：小B6判上製 208ページ
発売日：2010年12月22日
ISBN：978-4-635-33047-3
■山溪叢書について
本書は、山と溪谷社の読み物シリーズ「山溪叢書」の5冊目として刊行されます。
「自然」と「人」とが織りなす言葉《山溪叢書》既刊
1エッセイ『ほろ酔い黒百合 北八ヶ岳・山小屋主人のモノローグ』
米川正利 著 定価1,890円（本体1800円＋税）
2.エッセイ『小屋番三六五日 人と自然と山仕事、山小屋暮らしとっておきの五十五話』
定価1,680円（本体1600円＋税）
3.ルポルタージュ『屋久島で暮らす あるサラリーマンの移住奮闘記』
菊池淑廣 著 定価1,575円（本体1500円＋税）
4.小説『疲労凍死／天幕の話』
平山三男 著 定価1,785円（本体1700円＋税）
■月刊誌『山と溪谷』について
1930年の創刊以来現在まで、80年にわたり登山界のオピニオン・リーダーとして、国内外の登山・山岳情報を発信。最新の登山情報から歴史的記事、読みものなど、幅広い内容で登山者の支持を得つづけています。
■山と溪谷社について http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア・旅行・スキー等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
■インプレスグループについて http://www.impressholdings.com/
株 式会社インプレスホールディングス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：関本 彰大、証券コード：東証1部9479）を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマ に専門性の高いコンテンツ＋サービスを提供するメディア事業を展開しています。
■ご購入に関するお問い合わせ先
山と溪谷社 カスタマーセンター
TEL03-5275-9064 （営業時間 10:00～12:00、13:00～17:30／土日、祝祭日を除く）
■本リリースについてのお問い合わせ先
株式会社山と溪谷社
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビル８F
山岳・自然図書出版部 TEL03-6744-1912 メールinfo@yamakei.co.jp
