インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役関本彰大)は、きのこをカルチャーとして楽しむ動きに対応し、既存の図鑑にはない、美しいきのこの姿を掲載した、新しいタイプのビジュアル図鑑『ときめくきのこ図鑑』を刊行しました。
■美しいきのこ写真と、きのこを巡るさまざまな物語に心ときめくこと間違いなし!
本書では、ぽつりとたたずむきのこ、ぎゅっとかたまって生えるきのこなど、森に生えるきのこの可愛い姿を厳選して掲載しています。普段目にする、図鑑のきのこ写真とはひと味違った不思議な姿を、写真集のようにお楽しみください。日本で唯一のきのこライター・堀博美氏による、やさしい解説も魅力です。
読み物パートも充実。「きのこってなに?」という素朴な疑問から、偉人たちが愛したきのこ、きのこ雑貨やきのこの形のお菓子、きのこ栽培日記、きのこの毒やしくみまでを幅広く網羅しています。「きのこ雑貨は好きだけれど、実物はあまり見たことがない」、「きのこは知っているけれど、どういう生きものなのか分からない」といった、きのこ初心者にうってつけの一冊です。万華鏡を通して撮影した不思議なきのこ写真は、ディープなきのこファンをも魅了することでしょう。
ポップで不思議な、きのこの世界をたっぷりとご満喫ください。
■ときめくきのこ図鑑 内容
Story1 きのこの記憶
きのこは嫌われ者だった? きのこが森を掃除する?
人ときのこの歴史と、きのこの生きかたを解説する章です。
Story2 きのこ万華鏡
Story3 さまざまな愛の形
きのこの形のお菓子や雑貨などを紹介。きのこ愛に満ちた人たちの作品も多数登場します。紙と米ぬかを菌床にしてきのこを発生させる、著者渾身の「ペーパーマッシュルーム」もお見逃しなく。
Story4 きのこの小宇宙
顕微鏡で見たミクロの世界には、知られざるきのこの魅力がぎっしり。形が面白い胞子や、きのこの分類についてよく分かります。また、光るきのこや博物画なども掲載しています。
Story5 きのこという生き物
専門的で難しいと思われがちなきのこの生態を、やさしく解説している章です。きのこの毒についてもよく分かります。
■著者 堀 博美氏について
1971年、神戸市生まれのきのこライター。
大学在学中よりきのこ研究会に所属し、きのこをテーマとしたミニコミ誌やグッズ作りに励む。
2006年、日本キノコ協会発行のムック誌「MOOKきのこ」の副編集長に抜擢され、さらなるきのこ研究に努める。「MOOKきのこ」の宣伝のため「東京マスメディア会議2」(フジテレビ)に出演し、そのキャラクターときのこ愛が好評を博し「なんぼdeナンボ」(関西テレビ)、「メッセ大阪」(テレビ大阪)などにも出演。
きのこにまつわることであれば、レシピから山歩き、美術や神秘学まで幅広いジャンルを網羅する。
著書に、「きのこ」の魅力を語り尽くしたかつてない文系キノコ読本『きのこる キノコLOVE111』(山と溪谷社 2010年)がある。
書名:ときめくきのこ図鑑
文:堀 博美 写真:桝井 亮 監修:吹春俊光
定価:1,600円(本体1,600円+税)
体裁:A5判ソフトカバー、全128ページ、フルカラー
発売日:2012年9月21日
ISBN:978-4635202237
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。