インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)と、同社が2010年に設立した日本山岳遺産基金では、東日本大震災・原発事故の復興支援として、東北の高校生を富士登山に招待する活動をはじめます。
これは、2012年にNPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT-J)が東北応援プロジェクトの一環で主催した「被災した東北の高校生を日本一の富士山へ」を、山と溪谷社と日本山岳遺産基金が引き継いで主催するものです。
■企画趣旨
震災・原発事故の復興に長い時間を要するなか、福島県出身で登山家の田部井淳子さんが、山を愛する大人として、次なる東北を支える高校生たちに、日本一の富士山に登ることで、前に進む「勇気」と「元気」を得てもらえるのではないか、と呼びかけ、2012年に第1回目のイベントが開催されました。
山と溪谷社および日本山岳遺産基金では、この田部井さんの強い思いに共感し、また、この活動が日本山岳遺産基金の理念に合致していることで、2013年より、田部井さんとともにこのプロジェクトを共催することになりました。また、このプロジェクトは今年1年だけのプロジェクトではなく、継続的なものとして運営にあたる予定です。
活動は、随時、山と溪谷社の各種媒体、日本山岳遺産基金のウェブサイトでご報告する予定です。
2012年7月21日~23日に開催した第1回の様子。東北から60名の高校生が参加した。
詳しくはHAT-Jのウェブサイト(http://www.hat-j.jp/THK/FUJIrp.html)で。
■企画概要
名称:被災した東北の高校生を日本一の富士山へ
日程:2013年7月22日(月)~23日(火)【1泊2日】
主催:株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金、田部井淳子
旅行企画・実施:アルパインツアーサービス株式会社
後援:朝日新聞社、福島民友新聞社、日本山岳協会、NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT-J)
協賛:株式会社ICI石井スポーツ、アルソア本社株式会社、株式会社AOB慧央グループ、鶴岡八幡宮、株式会社フィールド&マウンテン
(50音順/2013年3月11日現在)
参加対象者:被災した東北の高校生45名(予定)
参加費:500円
募集:4月から。専用チラシ、ウェブサイト、新聞等の告知にて募集予定
■寄付のお願い
今後、ひとりでも多くの高校生を招くために、個人の方からの寄付を募っています。
本プロジェクトの趣意にご賛同いただけましたら、ご寄付をいただけましたら、このうえない力となります。
ご寄付いただける場合は、下記の郵便振替口座へお願いします。恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。
【郵便振替口座】
口座番号 00170-9-418320
加入者名 東北の高校生の富士登山事務局
■日本山岳遺産基金とは
登山の専門出版社である山と溪谷社が、日本の山岳自然環境の保全、次世代の登山者の育成、安全な登山の啓発を目的に、 2010年に設立した任意団体です。
山岳地でのゴミ拾い、マナーアップの呼びかけ活動や、青少年登山を支援するとともに、日本山岳遺産を認定・発表し、上記の目的に沿った活動団体に助成を行っています。
【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2012年4月1日に創設20周年を迎えました。
以上
【本リリースについてのお問い合わせ先】
東北の高校生の富士登山事務局(株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金内)
〒102-0073東京都千代田区九段北3-2-11住友不動産九段北ビル8F
TEL03-6744-1900 FAX03-6744-1928 (担当=久保田)