インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)および日本山岳遺産基金では、東日本大震災・原発事故の復興支援として、登山家の田部井淳子さんと共同で、「被災した東北の高校生を日本一の富士山へ」と題し、プロジェクトを準備してまいりましたが、いよいよ2013年7月22日(月)、23日(火)の日程で、公募した79名の東北の高校生と富士山頂を目指します。
■活動の背景
この活動は、震災・原発事故の復興に長い時間を要するなか、福島県出身で登山家の田部井淳子さんが、山を愛する大人として、次なる東北を支える高校生たちに、日本一の富士山に登ることで、前に進む「勇気」と「元気」を得てもらえるのではないか、と呼びかけ、NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラストが東北応援プロジェクトの一環で主催し、2012年に第1回目のイベントが開催されたものです。
山と溪谷社および日本山岳遺産基金では、田部井さんの強い思いに共感し、また、この活動が日本山岳遺産基金の理念に合致していることで、2013年 より、田部井さんとともにプロジェクトを共催しています。また、本プロジェクトは、今後も継続的なものとして運営にあたる予定です。
■計画・準備・事前説明会も無事終了
田部井さんの呼びかけに応じた多くの登山関係者・協賛企業が集まり、参加する高校生が、より安全、確実に登れるよう準備を進めてきました。
協賛企業の協力によって、不足する装備や食材なども準備ができ、6月29日(土)には、福島県・郡山市で「事前説明会」を開催し、参加者とその保護者の方に、富士登山についての詳しい案内と、当日までの準備・トレーニングなどについて、田部井淳子さんほか、関係スタッフから説明を行いました。いよいよ7月22日(月)に出発となります。
「全員で登頂して自信と希望を持ち帰ってほしい」と語る田部井さん
■被災した東北の高校生を日本一の富士山へ 実施概要
開催日 |
2013年7月22日(月)~23日(火) 1泊2日/少雨決行 |
集合場所・時間 |
いわき駅(6:30)/郡山駅(7:30)/新宿駅(8:00) |
日程 |
1日目(22日) いわき駅=郡山駅=富士宮口五合目…六合目雲海荘(泊) |
解散予定時刻 |
郡山駅(21:00)/いわき駅(22:00) |
参加対象者 |
被災した東北の高校生 |
参加費 |
500円 |
主催 |
株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金、田部井淳子 |
旅行取扱い |
アルパインツアーサービス株式会社 |
後援 |
朝日新聞社、福島民友新聞社、公益社団法人日本山岳協会、NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト |
協賛 |
株式会社ICI石井スポーツ、アルソア本社株式会社、株式会社AOB慧央グループ、住友生命保険相互会社、鶴岡八幡宮、株式会社フィールド&マウンテン、三井食品株式会社、有限会社アンジェリカ、久伊豆神社、株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン、味の素株式会社、救心製薬株式会社、株式会社コモ、大塚製薬株式会社、ウチキパン株式会社、岩井機械工業・パートナー会(順不同/2013年7月5日現在) |
※本プロジェクトは、東日本大震災復興支援財団の助成を受けています。
※協賛社様からのご協力のほか、全国の山や自然を愛する方々の個人寄付にも支えられています。
【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 http://impress.jp/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
以上
【本リリースについてのお問い合わせ先】
東北の高校生の富士登山事務局
株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金内 担当=久保田・湯浅
〒102-0073 東京都千代田区九段北3-2-11 住友不動産九段北ビル8階
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