インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、3月3日に『くらべてわかる木の葉っぱ』を刊行しました。

 似た種類との見くらべが簡単で分かりやすいと大好評の「くらべてわかる図鑑」。第5弾は「木の葉っぱ」がテーマです。街中から山の中で見られる主な木の葉っぱを約550種類紹介しています。

 本書は植物にあまり詳しくない方でも木の名前が簡単に調べられるような仕掛けをいくつも用意しています。
 例えば巻頭には調べている葉っぱの形や大きさなどから、その葉っぱが何ページにあるのか検討をつけることができる検索表を掲載。そして図鑑のページは、科や属といった分類にとらわれすぎることなく、「大型の葉」「細長い葉」など、入門者に分かりやすい直感的なグループ分けをしています。
 さらに解説文では、木の名前を覚える上で重要な「名前の由来」を多く盛り込んだことも一つの特徴です。例えば朴葉味噌で有名なホオノキは、「昔から食べ物を盛ったり包むのに使われたことから「包の木」が名の由来ともいわれる」と書かれています。見開きには、よく似た葉っぱを8種類前後載せていて、くらべて違いを把握するのが容易なのはもちろん、リズミカルに葉っぱが並んでいるさまは眺めるだけでも楽しいつくりになっています。

<書籍詳細>
書名:『くらべてわかる木の葉っぱ』
仕様:B5判、並製
ページ数:160ページ(4C)
定価:本体価格1,850円+税
ISBN:978-4-635-06353-1
発売日:2017年3月3日
http://www.yamakei.co.jp/products/2816063530.html

<著者プロフィール>
林将之(はやし・まさゆき)
1976 年、山口県田布施町生まれ。樹木図鑑作家。編集デザイナー。千葉大学園芸学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。学生時代に樹木を覚えるのに苦労した経験をきっかけに、葉で樹木を見分ける方法を独学。実物の葉をスキャナで取り込む方法を発見し、全国で葉を収集している。自ら紙面のレイアウト・デザインを手掛け、分かりやすく樹木や自然を伝えることをテーマに執筆活動に取り組む。主な著書に『山溪ハンディ図鑑14 樹木の葉』(山と溪谷社)、『葉で見わける樹木 増補改訂版』(小学館)、『樹皮ハンドブック』『紅葉ハンドブック』『照葉樹ハンドブック』『琉球の樹木(共著)』(文一総合出版)、『葉っぱで気になる木がわかる』(廣済堂出版)、『葉っぱで調べる身近な樹木図鑑』(主婦の友社)など。樹木鑑定web サイト『このきなんのき』運営。

【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに、専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

以上


【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当 井澤
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