インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は生物図鑑読み放題サイト「図鑑.jp」で、シギ・チドリ類を学び応援するキャンペーン「春のシギチ祭り」をスタートしました。キャンペーン期間中は、特別図鑑やコラムなどを無料公開いたします。
【キャンペーンページURL】https://i-zukan.jp/pages/camp_shigichi.html
【期間】2018/4/13~5/30
■シギ・チドリとは
シギ・チドリ類とは、「シギ科」「チドリ科」を中心とした水辺の野鳥を指します。これらは湿地に生息し、北半球の繁殖地と南半球の越冬地を移動することが知られています。その距離はなんと1年に1万キロ以上。単純な往復から太平洋を一周するように巡回する種類などさまざまで、シギやチドリは地球全体をダイナミックに利用しています。
超長距離を移動する彼らにとって、中継地である日本の湿地はとても重要な場所です。羽を休め、ゴカイなどの多くの餌を食べ、次の移動に備えるためです。現在、世界的にシギやチドリの減少が指摘されていますが、それは中継地である日本の湿地の減少とも関係があります。
野鳥愛好家には、観察しやすく適度に識別が難しいシギ・チドリ類が人気であるとともに、種類を調べたり数を数えたりすることで、世界的なシギ・チドリ類の保護や湿地の保全に貢献できるのも魅力です。
■春のシギチ祭り
図鑑.jpでは、識別が難しいシギ・チドリの仲間を学んでいただくため、NPO法人バードリサーチのシギチ担当、守屋年史さんを迎え、シギチの識別に役立つ小冊子や基本を知るためのコラムを提供するとともに、ユーザからの「このシギチは何?」という質問にもお答えいただく、特別キャンペーン「シギチ祭り」を展開します。
このキャンペーンは、世界渡り鳥の日5月13日(日)に行われるシギ・チドリ類一斉カウント(仮称)とも連動。調査・保全への貢献も視野に入れます。
【提供内容】
①守屋さんに質問! シギチ掲示板【無料】
図鑑.jpに常設している、質問・報告掲示板で、守屋さんが回答。
「このシギチはなんでしょう?」という写真での質問投稿に回答します。
<質問ページ>https://i-zukan.jp/posts?genre_id=2
*質問投稿を行う場合は、無料会員登録が必要です
②コラム:「シギチの基本 地球を巡る身近な水鳥」【無料】
シギチの基本を知る連載コラム。5週にわたって順次公開します。
1.そもそもシギ・チドリとは *公開済み
2.シギ・チドリと湿地の深い関係 *公開済み
3.日本とアジアのシギ・チドリの危機
4.地球を巡るシギ・チドリを守る
5.みんなで見守るシギ・チドリ
③シギ・チドリ類識別特別図鑑「超基本!干潟のシギ・チドリ基本12種 春編」【キャンペーン期間中のみ無料公開】
春の干潟で見られるシギ・チドリ類の基本12種を解説する12ページの電子版小図鑑。
*通常、図鑑.jp有料会員(または無料トライアル会員)しか参照できませんが、キャンペーン期間中のみ、会員登録なし・無料で参照できるよう解放いたします。
このほか、『バードリサーチ生態図鑑』を始めとする、図鑑.jpで提供中の図鑑群によって、シギ・チドリ類に親しんでいただき、生態系のダイナミクス、シギチの愛らしさと健気さを感じて頂きたいと思います。この春、北へ移動するシギチたちを応援しましょう!
【守屋 年史(もりや としふみ)】
NPO法人バードリサーチに勤務。広域に移動する水鳥保護のための「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ」(EAAFP)のシギ・チドリ類の日本国内コーディネーターとして、全国の渡り鳥中継地となる干潟や湿地に足を運び、日夜シギやチドリの調査・保全に取り組んでいる。
【NPO法人バードリサーチ】 https://www.bird-research.jp/
人と自然の共存を目的に、鳥類の調査・情報収集・対策の立案等を行うNPO法人。基礎的な情報の収集・解析・データベース化、情報に基づく対策の立案、新しい調査手法の開発、普及啓発およびアマチュアの研究者のレベルアップなどの活動を行っている。
【全国シギ・チドリ類一斉カウント(仮称)】
5月10日は世界渡り鳥の日が国連の機関により制定されており、世界中で渡り鳥のイベントが開かれます。このイベントに日本から『全国のシギ・チドリカウント』としてイベント参加するのが「全国シギ・チドリ類一斉カウント(仮称)」。この春は、2018年5月13日(日)にシギ・チドリ類を一斉カウントし、結果をご連絡いただき、とりまとめた後に報告いたします。
詳細はこちら
http://www.bird-research.jp/1_katsudo/waterbirds/shigitidori/TokyoBSS/SCJ-survey.html
【図鑑.jpについて】
https://i-zukan.jp/
図鑑.jpは、主に中・上級者の愛好家向けの生物図鑑類を電子書籍化して、ジャンルごとに読み放題とする継続課金制のウェブサービスです。現在、「植物」「野鳥」「菌類」の3各ジャンルを提供中で、出版社のほか博物館やNPO法人を含む6社2機関の専門性の高い生物図鑑を提供しています。
現在、「植物」「野鳥」「菌類」の3各ジャンルを提供中です。掲載図鑑は、植物コースは、山と溪谷社をはじめ、文一総合出版、全国農村教育協会、神奈川県立生命の星・地球博物館の3社1機関の全15冊(総ページ数8656ページ総掲載種数約5600種)、野鳥コースは文一総合出版、平凡社、誠文堂新光社、山と溪谷社、保育社、NPO法人バードリサーチの5社1機関の全12冊(総ページ数4264ページ総掲載種数約750種)、菌類コースは、山と溪谷社、保育社、誠文堂新光社の3社全5冊(総ページ数2150ページ、総掲載種数約2400種)となっています。
それらの図鑑群を和名、学名、科名で横断検索できるほか、図鑑についての追補や種についてのコラム、ユーザが種について投稿したものを図鑑とともに検索できるなどの独自の機能を持ったジャンル特化型のプラットフォームです。スマートフォンやタブレット端末を利用すれば、通信環境が必要ですが野外での閲覧も可能です。
【図鑑.jp会費(個人会員)】価格は税抜き
植物コース=年額5000円/年 月額500円/月
野鳥コース=年額3000円/年 月額300円/月
菌類コース=年額3000円/年 月額300円/月
*いずれかのコースについて20日間の無料トライアルが可能です。
*各3端末まで利用可能
*年額コースは、加入月を1ヶ月として、翌年前月末までとなります。
*月額コースは、お申込み頂いた月を1ヶ月目として、その月の末日が有効期限となります。有効期限を迎えると自動的に契約が更新されます。月単位での契約のため、日割り計算は行いません。中途解約による返金はお受けできません。
*(公財)日本野鳥の会、(公財)日本自然保護協会の会員は年額コースのみ10%割引となります。
*法人会員はユーザ数、端末数、利用目的などで価格が変わります。
https://i-zukan.jp/static/legal_user
【決済方法】
・個人会員はクレジットカードのみ。
*領収書などは希望により作製・送付いたします。
*法人会員は銀行振込となります。
【動作環境】
<PC>
・Windows:MS IE11以上、MS Edge最新版、Google Chrome 最新版、Firefox 最新版
・Mac:Safari 最新版、Firefox 最新版
<スマートフォン、タブレット>
・iPhone、iPad mini、iPad :Safari 最新版
・Android:Google Chrome 最新版
【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
以上
【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当: 神谷・塩崎
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1908 メール: i-zukan@yamakei.co.jp