著者 | 山口 耀久 |
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発売日 | 2013.09.20発売 |
販売価格 | 3,630円(本体3,300円+税10%) |
終刊から30年、初めて世に問われる『アルプ』の総合的な評論。
多彩な執筆陣にささえられ、昭和の豊饒な時代を具現化した山の文芸誌『アルプ』の初めての本格的評論。
品種 | 書籍 |
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商品ID | 2808340230 |
ISBN | 9784635340236 |
ページ数 | 352 |
判型 | 四六判 |
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多彩な執筆陣にささえられ、昭和の豊饒な時代を具現化した山の文芸誌『アルプ』の初めての本格的評論。
『山と渓谷』に15回にわたって連載された内容に大幅加筆・訂正、ほぼ書き下ろしと同様の評伝。
草野心平、山本太郎、鳥見迅彦などの『歴程』の詩人たち、
武田久吉、田部重治、冠松次郎、尾崎喜八などの明治期の多彩な執筆者、
辻まこと、近藤信行などの大正・昭和の新しい執筆者などの人物論や、
山の紀行文における虚と実などの文学論、「アルプの夕べ」や「アルプ選書」、背景となった時代を描くなど、多角的な組み立てとなっています。
昭和33年、『アルプ』という雑誌が刊行された。山の文芸誌として格調の高い文章を厳選して掲載し、多くの読者を獲得。
マナスルが初登頂され、この年『氷壁』がブームになり、『岩と雪』が刊行されています。
こうした時代的背景をふまえつつ、著者と読者に支持され25年間刊行が続いた『アルプ』という雑誌の性格に焦点を当てています。
終刊から30年、初めて世に問われる『アルプ』の総合的な評論。
高度経済成長を経験した昭和の時代の豊かさをひとつの山の雑誌を通して俯瞰した内容です。
山口耀久特有の精緻な文章と構成で、時代を象徴するような作品になっています。
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