著者 | NPO法人日本エコツーリズムセンター編 |
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発売日 | 2016.01.22発売 |
販売価格 | 880円(本体800円+税10%) |
日常から遠ざけられつつある「刃物」と人間の関係を問い直す。
かつての日本では、誰もが1本の刃物を巧みに操り、暮らしにかかわるさまざまな「もの」や「こと」をつくり出してきた。道具や手指を器用に使わなければ、暮らしそのものを回していけない時代があったのだ。―「はじめに」より
先端技術によって便利になった代償に、
根源的な「生きる力」を失いつつある現代。
その象徴としての刃物と人間の関係を再考する。
そもそもの刃物の起源から、銃刀法の現在、教育現場での刃物、3.11震災の極限状態での刃物の役割など、「刃物」と人間の本質的な関係を振り返る、現場からの証言。
品種 | 書籍 |
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商品ID | 2815510350 |
ISBN | 9784635510356 |
ページ数 | 200 |
判型 | 新書判 |
※お電話でのご注文:ブックサービス(楽天ブックス) 0120-29-9625 (9~18時/土日祝日も受付)
※在庫切れの場合は、何卒ご容赦ください。
日常から遠ざけられつつある「刃物」と人間の関係を問い直す。
かつての日本では、誰もが1本の刃物を巧みに操り、暮らしにかかわるさまざまな「もの」や「こと」をつくり出してきた。道具や手指を器用に使わなければ、暮らしそのものを回していけない時代があったのだ。―「はじめに」より
先端技術によって便利になった代償に、
根源的な「生きる力」を失いつつある現代。
その象徴としての刃物と人間の関係を再考する。
そもそもの刃物の起源から、銃刀法の現在、教育現場での刃物、3.11震災の極限状態での刃物の役割など、「刃物」と人間の本質的な関係を振り返る、現場からの証言。
目次
【第1章 刃物の歴史と現代】
・人類と刃物 原始技術史・民族文化史・身体科学の視点から
関根秀樹(和光大学非常勤講師)
(column1) 鍛冶屋 刃物をつくる匠
鹿熊勤(ジャーナリスト/日本エコツーリズムセンター理事)
・法律と刃物 銃刀法の現状とその影響
服部夏生(ナイフマガジン/コンバットマガジン編集長)
【第2章 子どもと刃物】
・学校と刃物 肥後守で鉛筆を削る小学校
鹿熊勤(ジャーナリスト/日本エコツーリズムセンター理事)
(column2) ナイフメーカーの脳育教育の取り組み
田中麻美子(ビクトリノックス・ジャパン株式会社代表取締役)
・野遊びと刃物 ガキ大将キャンプで30年間ナイフを与え続けて
黛徳男(アドベンチャー集団Do !代表)
(column3) 冒険遊び場プレーパークでの刃物の役割
天野秀昭(プレーパークせたがや理事)
【第3章 生きるための刃物、暮らしと刃物】
・災害と刃物 3・11避難所でのものづくり「刃物のチカラ」
小野寺弘司(漁業・宮城県南三陸町歌津)
◎森の匠が教える道具の使い方
佃正壽(森林たくみ塾理事長・NPOドングリの会副会長)
・暮らしと刃物 山村留学の子どもが言いました「刃物は生活の宝もの」
佐藤陽平(NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター元理事)
◎狩猟とナイフ 井戸直樹(森のたね代表・ホールアース自然学校非常勤スタッフ)
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