商品詳細

2015年1月から12月までの1年間の登山界を巡る統計、詳しい状況を一冊にまとめました。
登山人口、用具購買動向、ライフスタイルなども網羅した総合的な内容で、各関連機関や企業の方々のみならず、興味のある個人の方々にとっても大変役に立つ白書となっています。全てのデータがCD-ROMに入っています。

・登山界この１年　山の日関連イベント各地で開催／長野県等で登山届条例が制定、検討／熊本地震による山岳地域の被害状況／火山活動の推移／ネパール震災復興の動き／リニア新幹線着工／スポーツクライミングの盛り上がり／トレイルランニングの動き／映画・エベレストの反響は／マナスル登頂60周年／人力で旅をする若者たち、ほか

・山岳遭難事故の発生状況まとめと、2015年の山岳遭難事故事例集
北アルプス北部／北アルプス南部／八ヶ岳／中央アルプス／乗鞍岳・御嶽／南アルプス／奥多摩・奥武蔵／奥秩父・大菩薩／丹沢・道志／富士山・富士五湖周辺／白山・北陸／鈴鹿・伊吹／大峰・台高／北海道／東北／飯豊・朝日／那須・日光・尾瀬・南会津／越後・谷川岳・信越／上州武尊・足尾・上毛・安蘇・筑波／妙義・西上州／箱根・伊豆／三浦・房総／近畿／中国・四国／九州・屋久島


・山域別入山者数、利用者数－環境省の「各国立公園入山者数」等統計より／海外からの登山者数ほか

・2015年の気象を振り返る－低気圧が頻繁に発達。夏は記録的な高温に

・火山活動の状況－登山に関係の深い39山の状況と噴火警戒レベルの推移

・Yamakei　Onlineの調査に見る用具購買動向とブランド使用率。
・用具・ウェア素材のトピックス　

・この１年間の山岳書籍、雑誌の話題と動き
・山岳関係のエンターティメント作品の動向（マンガ、小説、映画・テレビ番組の傾向を探る）　

・山岳トイレの改善レポート－問題の背景、改善小史、技術開発、し尿処理データ

・長野県の遭難事故をピックアップ－特別隊員 島崎三歩の「山岳通信」より

・捜索救助活動には、どれぐらいの費用が必要なのか－日本山岳救助機構の支払事例によると、平成27年度の平均補てん金額は199,790円

この他、「登山をめぐる最新研究」、「世界登山界の動向」、「日本の登山組織は今」、「登山界365日－この１年間の主なできごと」などを掲載。

著者より

2015年4月に設立されたヤマケイ登山総合研究所が編集、刊行する『登山白書2016』が7月15日に刊行されます。昨年の『山と溪谷』8月号付録としてのダイジェスト版に続き、いよいよ内容もページ数もより充実しての本格刊行です。
8月11日の「山の日」、スポーツクライミングの東京五輪種目候補化など、新しい話題も多い登山界ですが、登山に関連するこの1年の動きをまとめたイヤーブックとしての「白書」を、ぜひご覧ください。　
（ヤマケイ登山総合研究所　所長　久保田賢次）

関連情報

■  ヤマケイ登山総合研究所
山と溪谷社が創業以来、様々な登山関連情報の発信を続けるなか、登山界、登山業界全般を通じて調査、収集、研究されている情報を包括し、年度版の『登山白書』を始めとした情報発信をしてまいります。

私どもは登山界、登山業界、そして読者の皆様からご支援をいただくなかで、86年の長きに渡り、様々な情報の発信を続けていますが、登山業界全般を通して調査、収集、研究されている情報を包括し、年度版の『登山白書』という形で、世の中に発表していくことを考えました。