著者 | レイチェル・カーソン著 上遠 恵子訳 |
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発売日 | 2022.12.19発売 |
基準価格 | 1,210円(本体1,100円+税10%) |
『センス・オブ・ワンダー』『沈黙の春』で名高いレイチェル・カーソンの処女作であり、原点となる作品。
エコロジーの時代に誰もが一度は読むべき不朽の名著を復刊!
品種 | 電子書籍 |
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商品ID | 2822121264 |
ページ数 | 288 |
北極圏まで渡るアジサシ、捕食者たちから逃れるサバのドラマ、産卵場所である深海に帰るウナギの長い旅路。
古典的ベストセラー『沈黙の春』、『センス・オブ・ワンダー』の著者レイチェル・カーソンが、海のエコロジーの魅力を伝えた処女作、待望の復刊。
アメリカ漁業局に勤めながら綴った科学と詩情を織り交ぜた名文により、誰もが海辺に生きる生き物の視点で世界を見ることの豊かさと、見事な命のつながりのドラマに引き込まれていくであろう。
■内容
はじめに
一部 海辺――海のドラマ
第一章 上げ潮
第二章 春の飛翔
第三章 北極圏の出会い
第四章 夏は終わった
第五章 海へ吹く風
二部 カモメの道――カモメが俯瞰する海のなか
第六章 春の回遊
第七章 サバの誕生
第八章 プランクトンの狩人
第九章 港
第十章 海路
第十一章 小春日和の海
第十二章 網あげ
三部 川から海へ――生命の回遊
第十三章 海への旅
第十四章 海の越冬地
第十五章 回帰
本書に登場するおもな生き物
訳者あとがき
解説・阿部治
■著者について
原著 レイチェル・カーソン(Rachel Carson)
1907年5月27日 - 1964年4月14日
アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれ、1960年代に環境問題を告発した生物学者。
アメリカ内務省魚類野生生物局の水産生物学者として自然科学を研究した。
農薬で利用されている化学物質の危険性を取り上げた著書『沈黙の春』(Silent Spring)は、アメリカにおいて半年間で50万部も売り上げ、後のアースディや1972年の国連人間環境会議のきっかけとなり、人類史上において、環境問題そのものに人々の目を向けさせ、環境保護運動の始まりとなった。
没後1980年に、当時のアメリカ合衆国大統領であったジミー・カーターから大統領自由勲章の授与を受けた。
翻訳 上遠 恵子(かみとお・けいこ)
1929年東京都生まれ。東京薬科大学卒。
大学研究室勤務、学会誌編集者を経て、現在エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会理事長。
1974年、ポール・ブルックス『生命の棲家』(後に『レイチェル・カーソン』と改題)を訳出。以来カーソン研究をライフワークにする。訳書にカーソン『センス・オブ・ワンダー』『海辺』『潮風の下で』などがある。
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