著者 | 遠藤 甲太著 |
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発売日 | 2023.09.20発売 |
販売価格 | 1,650円(本体1,500円+税10%) |
人は何を求めて山を登るのか。
登山史に埋もれた人物、出来事を丁寧に掘り起こし、新たな光を与える。
品種 | 書籍 |
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商品ID | 2823049780 |
ISBN | 9784635049788 |
ページ数 | 512 |
判型 | 文庫判 |
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カモシカ山行の由来、沢と谷とはどう違う、川端康成・夏目漱石と山、日本でザイルが初めて使われたのはいつか、『単独行』に登場する加藤文太郎の友達とは、松濤明『風雪のビヴァーク』秘話など、登山史の“裏側”を丹念な調査で読み解く。
『岩と雪』に掲載された「山――陶酔と失墜」を特別収録。
解説・布川欣一。
■内容
1 登山史の落としもの
<落としもの袋>/カモシカ山行の由来/パンとおソバと山と/愛すべき山の犬たち/上空から見た登山者/ヒマラヤの山名異聞/
「山名・地名」異聞抄/山岳書誌命名の由来/沢と谷とはどう違う/登山家が名づけた山/文士と山の間がら/ザイルの仕様事始め/
ヘンな山の道具たち/戦時下の登山者たち/知られざる山女たち/加藤文太郎の友達/松濤明のパートナー/初登攀前夜の一ノ倉/
遺稿『高みへの序曲』/「不可能神話」の崩壊/知られざる初登攀者
2 山と人間
アウトサイダーの系譜/クライマーとしてのW・ウェストン/アルピニスト松濤明考/失われた記録――立田實の生涯/人間・小西政継/
長谷川恒男とその時代/ラインホルト・メスナーの孤独/登山、その限りなき退潮/最後のマタギ、工藤光治氏に聴く/ソロクライマーの謳う歌/
山――陶酔と失墜
おわりに
父、遠藤甲太(遠藤賢治)
解説(布川欣一)
人名索引
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