2050年再エネ9割の未来 脱炭素達成のシナリオと科学的根拠

著者 安田 陽著
発売日 2024.12.16発売
販売価格 1,870円(本体1,700円+税10%)

これを読めばなぜ日本の再生エネルギー政策が失敗しているか、そしてどうすれば成功するかが全て明確になるだろう(byNHKエンタープライズexプロデューサー、日本環境ジャーナリストの会副会長、東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員 堅達京子)

品種 書籍
商品ID 2824310520
ISBN 9784635310529
ページ数 288
判型 四六判

※お電話でのご注文:ブックサービス(楽天ブックス) 0120-29-9625 (9~18時/土日祝日も受付)
※在庫切れの場合は、何卒ご容赦ください。

商品詳細

2050年までに脱炭素を実現するという国際公約を掲げながら、日本は明確なシナリオを描ききれていない。
いまなお石炭火力など既存の電源に頼らざるを得ず、アンモニア混焼など新たな技術にも注目が集まるなか、果たして何が「再生可能エネルギー(再エネ)」として本命なのか?
そして、日本は再エネの導入と同時に脱炭素を実現することが本当に可能なのか?
気鋭の研究者が世界のオープンソース・インテリジェンス(公開された情報を基にした知見)で切り込む、実現可能で誰もが果実を手にする脱炭素シナリオとは?

世界が注目し、日本の産業界の生き残りをかけた再エネの行方を切れ味鋭く明確に描く超話題作!


■内容
1章 系統の柔軟性とは何か?
・出力抑制は必ずしも悪ではない ・九州以外は常識範囲内に収まる ・問題は市場構造にあり ・「再エネが再エネを調整する」スペインの事例
2章 再エネは誰のため?
・社会的便益の最大化がゴール ・大手電力、8社が最高益更新!? ・大手8社が生き残る道1 再エネ ・大手8社が生き残る道2 M&Aで総合エネルギー会社へ ・コストアロケーションの最適化を進める ・政策変更のためには国民による議論が必要 ・ものづくり大国日本にいま必要なこと(=仕組みづくり) ・数兆を投資していいの?ギャンブルからの脱却 ・客観評価、国際比較が道を開く ・技術選択とTRL(環境省、技術習熟度、メディアは飛びつくだけ) ・制度設計=使いやすさ、ノンディスクリミネイト ・再エネ優遇ではなく、イノベーション阻害されないよう! ・非差別性
3章 なぜ世界は再エネ9割になる?
・日本は「ふんわり」情報統制国 ・国際機関が予測発表! ・COP28「2030年までに3倍」 ・ネットゼロシナリオ ・日本はとても再エネに適していて障害がない ・客観評価、国際比較しましょう ・(コラム)情報収集の仕方
4章 再エネはコスト?便益を分析する
・なぜ日本人はコストにばかり目がいくのか? ・再エネ5つの神話を検証する ・不安定(柔軟性高い) ・コスト高い(メリットオーダー) ・実績ない(実績・成功事例多数) ・捨ててる(ほぼ捨ててない、抑制してない) ・ベースロード向きではない?
5章 本当にこれでいいのか?エネルギー基本計画の課題を整理する
・科学的政策決定の違い? ・逆走?日本の政策
6章 バッテリーはまだいらない!再エネ普及への6ステップ
・「なぜ日本人は高いものから手を出すのか?」 ・ポテンシャル分析 ・まったなしの気候変動[緩和]対策、優先順位は明確! ・再エネ普及率に応じた戦略が必要 ・技術選択の問題

※お電話でのご注文:ブックサービス(楽天ブックス) 0120-29-9625 (9~18時/土日祝日も受付)
※在庫切れの場合は、何卒ご容赦ください。

  • 出版営業部のFacebook
  • YAMAKEI CREATIVE SELECTION