インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)と、同社が2010年に設立した日本山岳遺産基金では、来る2月25日(日)に「第8回 日本山岳遺産サミット」を開催いたします。
基金の一年間の活動を報告し、本年度の「日本山岳遺産」認定地および認定団体を発表、認定式を行います。認定地の詳細は日本山岳遺産基金のウェブサイトまで。http://sangakuisan.yamakei.co.jp/
また特別講演では、長年シカの研究を続けている麻布大学いのちの博物館上席学芸員・高槻成紀先生をお招きし、「日本の山とシカ問題」をテーマにご講演いただきます。日本各地で増え続けるシカの影響は、植生だけでなく、昆虫や鳥類にもおよびます。森は存続が危ぶまれ、土砂崩れまで引き起こすシカ問題は、「山問題」であるといえます。ぜひ、ご聴講ください。
■第7回 日本山岳遺産サミット 開催概要
日時 |
2018年2月25日(日) 13:30~16:00 (開場13:00) |
会場 |
インプレスグループ セミナールーム |
内容 |
第1部 2017年度活動報告 第2部 特別講演「日本の山とシカ問題」 |
参加費 |
500円 ※参加費は日本山岳遺産基金への寄付としてお預かりし、同基金の活動に活用させていただきます |
定員 |
80名 |
参加申込方法 |
日本山岳遺産基金のウェブサイトからお申し込みください |
申込締切 |
2018年2月16日(金)※定員となり次第、受付終了 |
お問い合わせ |
日本山岳基金事務局 TEL03-6744-1900 |
主催 |
日本山岳遺産基金 |
■特別講演 高槻成紀氏プロフィール
高槻成紀(たかつき せいき)
麻布大学いのちの博物館上席学芸員
1949年鳥取県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。東北大学理学部助手、東京大学総合研究博物館教授、麻布大学獣医学部教授を歴任後、現在麻布大学いのちの博物館上席学芸員。専攻は動物生態学、保全生態学。国内各地のニホンジカをはじめとする野生動物の研究に取り組む。最近は玉川上水の動植物の観察会なども行っている。著書に『ヤマケイ新書 シカ問題を考える』(山と溪谷社)『北に生きるシカたち』(どうぶつ社)、『野生動物と共存できるか』『動物を守りたい君へ』(岩波ジュニア新書)、『シカの生態誌』(東京大学出版会)、『動物のいのちを考える』(朔北社)などがある。
■日本山岳遺産基金とは
登山と自然の専門メディア社である山と溪谷社が、日本の山岳自然環境の保全、次世代の登山者の育成、安全な登山の啓発を目的に、2010年に設立した任意団体。
山岳地でのゴミ拾い、マナーアップの呼びかけ活動や、青少年登山への支援を行うとともに、日本山岳遺産を認定・発表し、上記の目的に沿った活動団体に助成を行っている。
http://sangakuisan.yamakei.co.jp/
【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2017年4月1日に創設25周年を迎えました。
以上
【本リリースについてのお問い合わせ先】
日本山岳遺産基金事務局 (株式会社山と溪谷社 内)担当:井澤・永田
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900(代) メール: kikin_info@yamakei.co.jp