ワンダーフォーゲル編集部ブログ

五十嵐

3/13(月)にグレート・ヒマラヤ・トレイル踏査ブロジェクト報告会を開催!

Posted by 五十嵐 | Date 2017年02月20日(月)

ヒマラヤ山脈を貫く『グレート・ヒマラヤ・トレイル(GHT)』は、

山岳ルート(総延長1,700km)と丘陵ルート(総延長1,500km)の2本で構成される、

ヒマラヤ山脈を貫くロングトレイル。

このGHTの全行程を踏査する日本初のプロジェクト

『GHT Project』を立ち上げたのが、

山岳ガイドの根本秀嗣さん(写真中央)、写真家の飯坂大さん(同左)、ライターの根津貴央さん(同右)の3人だ。

全行程をいくつかのエリアに分けて、

数年がかりで踏査するこの壮大なプロジェクトは、

今回(2016年秋)で3回目を迎えた。

その報告会を、

3月13日(月)19:00〜21:00に東京・神保町で開催!

今回3人が歩いたのは、マナスル、アンナプルナ、ムスタンの3エリア。

総日数は32日、総距離は330km。

発起人でありこのプロジェクトのリーダーである根本さんは、こう振り返る。

「今回旅した3地域は、オムニバス映画のごとき多彩さを見せてくれたヒマラヤ。プロジェクトの運命を揺るがすハプニングから始まって、それでも旅をつづけた私たち。もはや家族同然のネパールガイドたちとも、感情のもつれから確執が生まれたり・・・・・・。この報告会では、プロジェクトの内臓までお見せすることになるかもしれません」

「ヒマラヤは世界最大の里山だ」をコンセプトに旅をつづける3人。

ヒマラヤの集落をつなぐ歩き旅を通じて、

歴史と文化、山で暮らす人々の営み、ヒマラヤの日常の魅力を、

たっぷりとお伝えします!

報告会の詳細や申し込みはコチラへ。

■グレート・ヒマラヤ・トレイル踏査プロジェクト 第3回報告会

 日時: 2017年3月13日(月)19:00~21:00(開場18:30)

 会場: 神田神保町 インプレスグループセミナールーム

    東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビル23F

 参加費: 1000円(参加申込時に事前払い。参加者限定の特典あり)

 定員: 70名※定員になり次第締切

 主催: Team Monsoon

※写真=飯坂 大

高橋 楓

鳳凰三山リベンジ登山

Posted by 高橋 楓 | Date 2017年01月31日(火)

週末に鳳凰三山にリベンジ登山に行ってきました。
メンバーはワタナベ先輩と、ヤマケイ編集部のイトウくん。
 
なぜ“リベンジ”なのかは、ワンゲル2016年12月号を読むと詳しくわかりますが、
昨年2月もワタナベ先輩とは鳳凰三山にテント泊で行っているのです。
同じく夜叉神から入り、様々な困難にあって杖立峠の手前でビバーク、
翌日に南御室まで行き、なんだかもう燃料もないね、と引き返しました。
なにをしに行ったのでしょう。
 
イトウくんはリベンジでもなんでもないので、つまるところはアッシーくん(死語)です。
 
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夜叉神峠。
昨年より雪が少なそうです。
 
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昨年と同じ場所で写真を撮ってみる。
輝くデコ。
 
昨年はモナカ雪に難儀したのですが、
今回はがっつり踏み固められていました。
「今年はスノーシューがあるからね!」
とドヤ顔していたのに、まるで出番がありません。
スノーシューを使うことなく、南御室小屋へと着きました。
 
スノーシューって悲しい存在ですね。
役に立てば頼もしいのに、タイミングが悪ければかさばって邪魔でしかない…
どこかの家庭のお父さんのよう…
(全国のお父さんごめんなさい)
 
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ここをキャンプ地とする。
 
夕飯はワンダーフォーゲル編集部山ごはん研究会会長(?)
ワタナベ先輩が美味しいキムチ鍋を作ってくれました。
やることもないので、明日に備えて、18時就寝。
「おやすみ」から5分で隣のテントからはイトウくんの豪快ないびきが聞こえてきました。
彼と同行する人は要注意です。
アイツのいびきを隣で聞くよりマシだ、とテントの外で寝た人もいるとかいないとか。
 
翌日、薬師岳に無事登頂!
テンションの差が激しいイトウとタカハシ。
 
なんとかリベンジを果たせたのでした。
編集部からのお知らせ

「フライパンで山ごはん」 レシピ・アイデア募集!

Posted by 編集部からのお知らせ | Date 2017年01月20日(金)

昨年刊行しました『フライパンで山ごはん』(ワンダーフォーゲル編集部山ごはん研究会/編)の第二弾が今年刊行することになりました(6月上旬発売予定)!少ない食材で、短時間で作れる登山ごはんのレシピ集です。今回も多くの登山者の方からレシピやアイデアを募集し、「これは!」というものを記事で紹介いたします。採用者には掲載誌を贈呈いたします。下記応募要項をご確認いただき、どしどしご応募くださいませ!どうぞよろしくお願いいたします。

『フライパンで山ごはん』とは―

山での生活をより豊かなものにしてくれるのが「山での食事(山ごはん)」。その、山での調理に便利な道具としてフライパンがあります。登山用のコンパクトなフライパンひとつあれば、炒めもの・焼きものはもちろん、ご飯を炊くことや、麺類、鍋など、工夫次第でさまざまな料理を作ることができます。火の通りも早く、効率よく調理ができるので、燃料の節約にもなります。また、ソロ山行であれば、フライパンを食器と兼ねて使用することもでき、軽量化にもつながります。そんなフライパンを使用したレシピ集『フライパンで山ごはん』を2016年6月に刊行。好評につき2017年6月に第二弾を刊行します。

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●応募要項

応募期間/1月20日(金)~2月15日(水)

応募方法/ワンダーフォーゲルのメールアドレスへ、件名に「フライパンで山ごはん アンケート回答」と明記の上、以下のA,Bのアンケートの回答文をお送りください。その際に、ご自身の氏名、性別、年齢、登山歴、電話番号も明記ください。アンケートはお答えいただける範囲で構いません。採用となりましたら、メールかお電話でご連絡いたします。

ワンダーフォーゲルメールアドレス pon1@yamakei.co.jp

アンケート/

A.普段ご自身で作られている山でのごはんで、簡単だけどおいしい、疲れていても食べられる、というレシピがありましたら教えてください。フライパンで調理できるものをお願いします。材料と簡単な手順、参考になる写真等もありましたら合わせてお送りいただけますと幸いです。(複数回答可)

B. 以下のテーマに沿う、アイテム・アイデアがございましたら、教えて下さい。(複数回答可)

 1.山でよく使っている便利な食材(調味料、冷凍食品、加工食品なども)

 2.食材や調理道具を持ち運ぶ際の工夫点

 3.その他、山での調理で心がけていること、フライパンで調理する際のコツ、失敗談などあれば教えてください



以上です。

どうぞよろしくお願いいたします。

高橋 楓

ワンゲル新年会⌒( ё )⌒

Posted by 高橋 楓 | Date 2017年01月20日(金)

昨日はカメラマンさん、ライターさんなど

関係者のみなさんをお招きしてのワンゲルの新年会でした。

 
個人的なハイライトは、
神保町の雑居ビルで遭難しかけた編集部とガイドさんが救出された瞬間
…ではなく、
編集長が二次会締めの挨拶を
「最近は若手の意見を積極的に聞こうと思っていまして…」
とかうまいこと言って新人に丸投げした瞬間
でもなく、
帰りに落とした自宅の鍵を、深夜0時の住宅地で泣きながら探し回り、
1時間後に奇跡的に見つけた瞬間です。
 
関係者のみなさん、そして読者のみなさん、
今年もワンダーフォーゲルをよろしくお願いいたします⌒( ё )⌒
高橋 楓

Q.ノグソをしていることがほかの人に知られたら、変態扱いされそうで憂鬱です。

Posted by 高橋 楓 | Date 2017年01月13日(金)

A.むしろ常識や良識のおかしさを知ってもらい、ウンコの実態(命のもと)やノグソの意義を広めることが大切です。自信を持とう!
(P50「ノグソへの疑問と批判に答える」より)
 
さて、新刊書籍のご案内です。
ワンゲルで連載をしていた糞土師・伊沢正名さんの新刊
『「糞土思想」が地球を救う 葉っぱのぐそをはじめよう』
本日より発売中です。
 
noguso-H1.jpg
 
「ノグソ?下品で汚い話だな」と脊髄反射的に拒否反応を起こす方も
少なからずいらっしゃるでしょうが、そうでもない人はお付き合いください。
 
「食への感謝」はよく聞きますが、行動が伴わなければ世界は変わりません。
正しいノグソをすれば、ウンコは虫や獣に食べられ、菌に分解され、次の命へと繋がります。
 
糞土師のノグソは決して単なる奇抜な趣味という訳ではなく、
哲学と信念と情熱があるのです。
本書は誰でもできる正しいノグソのやり方と、お尻を拭く葉っぱ図鑑、
そして糞土師の信念「糞土思想」をまとめた渾身の1冊です。
 
まずは伊沢さんのプロフィールをご紹介します。
 
伊沢さんは多感な少年時代に人間不信に陥り高校を中退、放浪の旅に出ましたが、
旅の中で人と触れ合い、自然保護活動を始めます。
やがてキノコの魅力に目覚め、独学で写真を学び、キノコやコケ、変形菌の写真家となります。
現在は「元・自然写真家」とプロフィールにありますが、
キノコ図鑑を見れば伊沢さんの名前が必ずあると言っていいほどの大家です。
伊沢さんの撮影地で自宅のある茨城県某所はキノコの名産地だと誤解されて
キノコブームの折には人が押し寄せた、なんていうエピソードがあるくらいです。
 
そんな伊沢さんがノグソを始めたのは43年前。
屎尿処理場建設反対運動を見たことがきっかけでした。
そんな汚いものが近所にあるなんて嫌だという住人たち。
とはいえ、彼らも人間なので、当然ウンコはします。
ウンコをするなら処理だってしなければいけないのですが、
それは自分たちとは離れたどこか遠いところでやって欲しい。
若き伊沢青年は考えます。
「しかし、それはあまりに無責任ではないか?
とはいえ、自分もトイレを使っているのだから、今のままでは立場は同じだ」
そこから、「じゃあ、ノグソを始めよう」となる人は滅多にいないでしょうが、
滅多にいない人物こそが伊沢さんです。
 
*このあたりの顛末は前著『くう・ねる・のぐそ』(ヤマケイ文庫)に詳しいです。
 
本書は3章で構成されています。
 
1章では、正しいノグソの方法「伊沢流インド式ノグソ法」や
災害サバイバルで役立つノグソを紹介します。
高山帯などノグソができない場所で使える「牛乳パック持ち帰り法」も紹介。
ワンゲル読者さんには役に立ちますね!
 
ノグソの疑問と批判に答えるQ&Aも掲載。
その中でも個人的にNo.1な回答が冒頭のものです。
伊沢さんが「変わった人」なのはまあ間違いないのですが、
世間の「常識」も知っていてなおノグソを続けていることがわかります。
勇気を出して世間の「常識」を飛び越えましょう。
 
2章は、お尻を拭く葉っぱ図鑑です。
尻触りや拭取力、さらに同じ葉でも枯れ具合や表面・裏面などで細かく分類。
フキやヨモギ、タンポポなど、身近な葉っぱを「お尻で拭く」という視点で解説します。
使って読んで楽しい図鑑です。
 
 
3章は伊沢節全開の糞土思想です。
「食は権利、ウンコは責任、ノグソは命の返し方 」
「ウンコに向き合うことは、自分自身の生きる責任に向き合うこと」
という言葉に表れる、自然との共生をとことん突き詰め、行動する糞土思想。
ウンコへの認識が180度変わります。
 
直球タイトルの本をレジに持っていくのが恥ずかしい…
そんな常識をすぐに捨てられないシャイな人も安心してください。
Amazonまたは電子書籍でも購入できます。
編集部からのお知らせ

本日発売!ワンダーフォーゲル2月号

Posted by 編集部からのお知らせ | Date 2017年01月10日(火)

みなさま、明けましておめでとうございます。

もう、今年の山の目標は立てられましたか?

さっそくですが、ワンダーフォーゲル2月号が本日発売となりました。

特集は「地図読みとロープワークQ&A123」。

今、みんながいちばん知りたい山の2大技術のギモンを一挙に解決しちゃいます。

技術書などで勉強しようとしても「ん、ここはどうなっているんだ?」「そもそも基本的なことが分からない」という経験、ありませんでしたか?

本特集は、そんな、かゆいところに手が届く解説が満載です。

昨年までモヤモヤしていたギモンをすっきり解決して、2017年のスタートを切りましょう。

第一章の地図読みでは、

「地図読みの基礎知識」「地形図の基本」「山でのコンパスと地形図の使い方」「道迷い対策」という4つのテーマで紹介。

そもそも地図読みとは?ギモンから、地形図の正しい読み方、現場でどのように使いこなすか、など64のQ&Aで解説します。

地図読み講習会のルポもありますよ~。

第二章のロープワーク。

ロープワークは、ロッククライミングやバリエーションだけでなく、夏山登山でも出番はたくさんあります。

少しハードルが高いと思うかもしれませんが、ぜひ身につけておきたい技術。

「ロープの基本」「幕営のロープワーク」「岩場でのロープワーク」「いまさら聞けないこんなこと」という4つテーマで、解説します。

テント、ツエルト、タープなど、幕営で役立つロープワークをすべてお教えします。

これらのロープワークを身につけていれば、幕営生活もより効率よく快適に楽しめるはず。

そして、ここがけっこう気になるところだと思います。岩場でのロープワーク。

危険な岩場をより安全に通過できるようになるために、知っておきたい技術をお教えします。ロッククライミングの基礎もやさしく解説しますよ~。

さて、お次は、ワンダーフォーゲル恒例の新年企画。

第2特集「2017年はトリの山!」

ワンゲル編集部では今年の干支にちなんだ山々をさっそく探してきました。

鳥・鶏・酉のつく山に登って、2017年を羽ばたこう!というわけです。

東京の最高峰である奥多摩・雲取山(2017mの山!)と酉谷山をつないだり、

トリの山の最高峰といわれる、南アルプス・西農鳥岳に登ったりしてみました。

その他にもおすすめの山、紹介しています。

みなさまも、今年はぜひひとつ「トリの山」に登ってみてくださいね。

あとあと、もうひとつ。新連載「編集部員タカハシが行く!デキる登山者養成講座」がスタートしました。
初心者である、編集部員のタカハシが、登山者としてレベルアップするために、さまざまな山の師匠に教えを請うハウツー企画です。

第一回は「ツエルトを使いこなす」。オリジナルのツエルトを販売しているファイントラックの大堀さんに、

ツエルトの使い方や快適に過ごすコツなどをみっちり解説してもらいました。こちらもぜひご覧ください。

今年もみなさまの山登りが充実したものになりますように、記事作りに励んで参ります!どうぞよろしくお願いいたします。

川口

2017年2月号、制作大詰めです

Posted by 川口 | Date 2016年12月19日(月)

編集部では、『ワンダーフォーゲル』2017年2月号の編集作業がいよいよ大詰め。
年末年始は印刷所もお休みなので、締め切りがいつもより10日ほど早く、大わらわです。

そんななか。隣の席ではタカハシが何やらゴソゴソと。。。



自分の椅子に細引きを結び付けています。
ミサンガでも編んでるのか?と思ったら、ティンバーヒッチだそうで。

そう、2017年2月号の特集は“地図読みとロープワーク Q&A123”


「地図」と「ロープ」の豪華二本立てで、あらゆる疑問にお答えします!
詳しい内容は、校了したらまたご紹介いたしますね。

2月号は年が明けて、2017年1月10日発売!
ご期待ください!

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